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弱虫ペダルRIDE.719『インターハイ予選スタート!!』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今週の週刊少年チャンピオンは弱虫ペダル15周年記念❗️
かっこいいカラーはもちろん、本編以外にも坂道の一年生時と二年生時の名場面の比較記事など、盛り沢山の内容になっています✨
15年ってすごいですよね…😌と噛み締めついでに!
週チャンのお話ではないのですが、今月の別冊少年チャンピオン、スペアバイクの方も私的に大興奮な内容でして。
弱虫ペダルについては語りたい事が山のようにたくさんあります。
ですがまあ、とりあえずこちらの記事はいつも通り、今週の弱虫ペダルについて、内容や感想にしたいと思いますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗️

 

 

 

『◎いよいよレース、だが!?』と綴られ始まる今週。
最初に描かれるのはアナウンスが響くスタート会場の様子。
『おまたせいたしました。このあと15分後、10時より、インターハイ千葉県予選がこの鴨川海岸前特設ゲートよりスタートします!!』
アナウンスの声、これから走る選手達が集まり始める様子に会場が沸きます。

 

そんな会場の様子から一転。
直前でレースに出る事を知らされ慌てふためく木中と六代、悪びれる様子もなくマイペースな鏑木へと場面が移ります。

鏑木「いやーーすまない、すまない」

木中「レレレース、急に!? しかも大事な県予選」

六代「あわっ、あわっ、えーと、ヘルメットヘルメット、どこだっテ」

鏑木「まーまー落ち着け。右手に持ってるぞ」

六代はヘルメットを手に持っているのにヘルメットを探し回る程に焦り、そんな彼に、自分が持っている状態だと告げる鏑木。
大混乱の状態をもはや見守るしかなくなっている杉元も描かれています。

六代「今『スタート』ってアナウンス聞こえたよ、木中くん」

木中「始まってるのか、まさか」

鏑木「落ちつけ、15分前だ。スタートラインにやっと並び出す頃だ」

木中「いぞげ六代」

鏑木「だからなー」

そこへ寒咲幹がやってきます。

幹「おまたせー。慌ててるみたいだったから、つけといたよ。はい、これ!」

木中「か、か、寒咲先輩!!」

六代「あわっ、あわっ、はいっ」

二人ともビシッと背筋を正し、続いてがばっと90度に頭を下げます。

木中・六代「ありがとうございます!!」

六代「っテ」

木中「き、き、今日は力の限りがんばりますので、よろしくお願いします!!」

幹「おーー、すごい迫力だね1年生くん。…と、すごい緊張だね」

はぁはぁしながらガチガチに固まっている二人。

六代(『マネージャー』の大先輩…)「て…つける?」

幹は、『じゃん!』っと二人にゼッケンをつけて畳んであるジャージを見せます。
ゼッケン104番と105番です。

幹「ジャージのゼッケンだよ」

六代「うわっうわっ、ありがとうございますっテ」

木中「うぉわ」

鏑木「言っとくがゼッケンは本来自分でつけるものだからな!」

木中「す、すいません」

六代「急いで、着が…えっ…」

二人は固まります。
目標にしていたジャージがそこにあるのです。

幹「それを着て、走ってね」

ジャージを広げて手に取り、思わず見入っている二人の様子を、鏑木と杉元も見つめます。

幹「総北高校メンバージャージだよ」

杉元「急げ、時間ないよ。その緊張はボクにもわかるけどね!!」

鏑木「県予選のメンバーだ。同じジャージで走るのは当然なんだ」

木中(憧れの…ジャージ…。オレの目標__。着れるのか、オレは!! 今からこれを!!)「失礼します!!」

木中は勢いよく袖を通します。

六代(これを…これを着てオレは…裏門坂さんと一緒に…!! 畏れ多いけど…力不足かもしれないけど)「レースを走る!!」

六代も言いながらがばっと袖を通します。

鏑木「さあ、ジッパーを上げろ!! それは緊張こそするが、力と誇りをくれる魔法のジャージだ!!!」

 

そして場面は、小野田と今泉、鳴子がスタートゲートに現れるシーンへと変わります。
総北の三人の姿を見た観客は沸きます。
「来た!!」「総北だ!!」という声があがります。

アナウンスも響きます。
『スタートラインに入ってきました。昨年優勝の総北高校です』

会場の観客は口々に言います。
「去年の覇者だ」
「2連覇だ」
「来たぞ総北!!」
「すげぇ」
「千葉大会2連覇じゃなくて全国だからな!!」
「ヤベェ」
「ソーホク、ソーホク」
「いいぞー」

鳴子「カッカッカーー。登場しただけでメッチャ盛り上がっとるな!! おーきに、ワイが鳴子章吉ですー!!」

鳴子の声に、観客からも声援が返ってきます。
「鳴子ー!!」
「赤髪いいぞー!!」

鳴子「おーきにー。今日も大活躍しまっせー!!」

観客は沸きます。
「派手な走り期待してるぞー」
「赤いヤツおもしれーなー」

そんな盛り上がりの中、小野田は言います。

小野田「ドキドキするねー」

観客席の方からは、『小野田ー!!』という声や『小野田くんかわいいーっ』という声もあがっています。

一方では、総北以外の高校を応援する声ももちろんありますが、『柏東__まあがんばれよ』『幕張__悔い残すなよー』という声に、該当校の選手は『なんかオレたち負ける前提ぽくない!?』とボヤきます。

小野田「突破しなきゃね、このレース」

今泉「ああ」

『総北ー』『勝てよー!!』『ていうかトップゴール確実だろー』『正直無双じゃない?』『だよー』という声も聞こえてくる中ですが、小野田達は真剣な表情です。

今泉「ここで負けたらインハイはない。確実に勝つ__なんてことはない。何が起こるかわからないのがロードレースだ」

小野田「うん。3年生になって…時々思い出すんだ。あの日の__金城さんたちが3年生だった頃の、姉崎の県予選のこと」

小野田はその姉崎でのレースを見に来た時の事を思い出しながら続けます。

小野田「当時1年生だったボクらには、あまりに強くて、あまりに圧倒的で、ただ先輩たちがすごいって思うことしかできなかった。だけど今ならわかるよ。あれだけ圧倒的な差をつけれたってことは、そのためにすごく準備をしたということなんだ」

小野田の言葉を今泉も鳴子も、しっかり受け止めます。

今泉「そうだ!!」

小野田「時間をかけて練習を積み重ねて、起こりうることを想定して備えて!! そしてボクらもしっかりと準備をした」

今泉「ああ!!」

鳴子「せや!!」

小野田「精一杯走ろう!!」

小野田達の気迫は、周りをざわつかせます。

他校の選手達からは、『う!!』『総北のプレッシャーがはね上がった』『うあっ』という声が漏れ、中には『おまえらは精一杯走るなよ!!』と心の中でつっこんでる選手もいます。

小野田「いこう!!」

今泉「ああ!!」

鳴子「おうや!!」

小野田「この道はインターハイにつながってる!!」

会場アナウンスが響きます。
『インターハイ千葉県予選、鴨川ロードレース、スタートです!!』『さわやかな青空の下、選手たちがとびだしていきます。地元鴨川高校の応援もすごいです』

アナウンスの言う通り、『鴨高ーッ』『地元がんばれー!!』という地元を応援する声や、『柏東、今年はとれよォ!!』という声も上がっており、柏東の選手が『わかってるって!!』と返す場面も見られます。

 

時が流れ、鳴子が動きます。

鳴子「さて、パレード区間もこんなもんか。ほな、そろそろいこか!!」

言い終わるかどうかのところで、鳴子が飛び出していきました!

他校の選手は口々に言います。
「ああっ、本格スタートと同時に鳴子がとびだしたぞ」
「総北鳴子!! ヤバイのか!?」
「うわっ」

そんな中で、柏東の野村という選手は落ち着いています。

野村「はっはっは、大丈夫だいかせろ!!」

他の選手「えっ!?」

野村「“ロードレースは一人では勝てない!!” それがセオリーだ!! こっちは数的に有利だ。放っておけばどうせあとでへばって落ちてくるぅ!!」

他の選手「柏東の野村さん!!」

そして場面は一人飛び出した鳴子に移ります。

 

鳴子「見さらせ、これが鳴子の派手走り!! このままゴールまでいったるわ!! 最初のアタックで逃げ切って勝って伝説つくーる!!」

後方の選手達は口々に言います。
「いやいやいや、絶対ヤバい、鳴子」
「一人で逃げ勝つぞ、あいつ」
「つかまえろー!!」
「追いかけろー!!」

それぞれのチームから選手が出て追いかけていきます。

小野田「鳴子のくんのおかげで前半は楽できるね」

今泉「そうだな。鳴子が前にいる間は、オレたちはこうして風よけに入れる」

小野田・今泉「ところで」

二人は言いながら後ろを振り返ります。

今泉「木中たち1年…あいつら結局最後までオレたちのいるスタートラインのとこまで来なかったな」

小野田「う、うん」

小野田「き、きっと準備が遅れて…皆をかきわけて前に来るの遠慮したんだよ。う…うしろの方からちゃんとスタートしてるかな」

今泉「まったく見えないな」

小野田「………」

今泉「おいてくか」

小野田「判断早っ!!」

今泉「あいつらあたふたしてたし、人選ミスだったな」

小野田「ド、ド、ドライすぎるよ、今泉くん。待ってあげようよ~」

今泉「それはできない」

小野田「え~~」

今泉「いや、マジメな話だ」

はっとする小野田に今泉が続けます。

今泉「ここまで自力で追いついてこれないようなヤツは必要ない。このレースは、そういうチームセレクションも兼ねている」

 

今泉の言葉を後して、場面は木中と六代に移ります。

六代「け…結局、最後尾スタートになってしまったっテ」

木中「今泉さんは先頭の方か!!」

二人はまだ最後尾の方を走っていました。

木中「それにしても、すごい人数と密集度合いだ。中学の頃のレースとは違う!! く!! 走り方慣れねェ!!」

六代「ごめん、オレが準備にてまどったからだっテ、木中くん」

木中「そりゃもう今言ってもしょうがない。とにかく上がるぞ。小野田さんたちのとこまで!! 上がんなきゃ、オレたちのレースはここで終わりだ!!」

『◎開始早々、絶対絶命!!』と綴られ、今週の弱虫ペダルはおしまいです。

 

 

 

小野田くんが成長してるー!!😭✨
今まではなんだかんだ言っても可愛かったり、ちょっと自信なさげだったりするイメージでしたが。今週の小野田はかっこよく見えましたよ✨
はじめこそドキドキするねーなんて言っていましたが、その後の言葉達は自信に満ちているようで。まさに小野田が思いだしていた、あの頃の金城さんたちの様でした😌
ギャラリーの声にもありましたが、このレースはもう総北で間違いないでしょう!
というか、逆に他校が今年は強いぞ~みないな、変に心配させるような流れにはしないで欲しいです。
あの頃の金城さん達のような圧倒的強さ、見せて欲しい❗️

……まあ、総北が勝ってインターハイへ~という流れは疑う必要ないと思うので。
結局今回のレース、話の焦点はロクちゃん達に移っていくのかなぁと思います。
木中とロクちゃん、与えられたこのチャンスをどうやってものにできるか!?ってところですよね💡
鏑木のせいでかなりのマイナススタートなのがかわいそうですが、先ずは追いついて、今泉の期待以上の走りをして、インハイメンバーへの可能性を広げる~という流れを期待してしまいます。
そうなると、やはり段竹はもう出れないのかな~って。
合宿前にしてそこまで考えが及んでしまいます💦
もっともっと続き、1話じゃなくて単行本1巻分くらい読みたいですね😆

あと最後に一言!
鏑木の『ゼッケンは本来自分でつけるものだからな!』ってのは、多くの読者が『おまえが言うな!』って思ったところだと思います。てか、私思いましたー!
小野田達の卒業後、鏑木が三年生の代、今から心配ですね💦笑

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