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弱虫ペダルRIDE.689『一つ上の先輩』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日ですよ~✨
私の大好きな弱虫ペダルでは、次のインハイに向けて、各々の気持ちを固めているところまで来ています。
というわけで…さっそくですが、その続き、今週の内容や感想に入りたいと思います。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください✋

 

 

 

『◎朝練に臨むチーム総北だが!?』という文字で始まる今週の弱虫ペダル。

総北の2年生達4人が猛スピードで走っている様子から始まります。
小野田、鳴子、今泉、杉元の順です。

鳴子「もっとや、小野田くん!!」

小野田(ボクたちは強くならなくちゃならない)

鳴子「もちっとペース上げや、このままやったら、1年生組に追いつかんで!!」

小野田「うん!!」

勢いよく答えた小野田は、ぐるぐるぐるとケイデンスをあげます。

小野田「ああああ」(これからは__自分たちだけの力で)

平坦でも懸命に他の2年生を引いて走る小野田。

小野田「見えた!!」

小野田達の前方を走っていたのは1年生組です。
2年生組が迫ってきた事に気づきます。

鏑木「小野田さんたち!!」

定時「兄ちゃん」

段竹「追ってきてる。3分差あったのに」

鏑木「ゴールの赤橋は目の前だ。逃げ切るぞ段竹」

段竹「おお、一差」

ここで2年生チームを今まで引いていた小野田の前に、鳴子、そして今泉が上がってきます。

鳴子「代われ小野田くん!! ようなった__あとはワイらに」
今泉「オレたちに」
鳴子・今泉「まかせとけ」

鳴子「声揃えんなやスカシ」
今泉「それはおまえの方だろ!! 鳴子!!」

小野田「おねがい…します……」

小野田は言いながら後方に沈んでいってしまいました。

杉元「わーーー小野田~~~千切れてた」

鳴子「つかまえるで、1年組!!」

鏑木「ヤ……バ、何だあの加速!!」

 

2年生組が脅威のスピードで追い上げて言ったのだろう台詞を残し、次のシーンではもうゴール後に移っています。

鏑木「あーちっくしょ。今日は逃げ切れると思ったのに」

全身で悔しがっている鏑木。

鳴子「カッカッカー。まだまだやなー。修行し直せカブー!!」

鏑木「いーーー今日はたまたますよ!! たまたま力入らなかったんすよ!!」
鏑木は自身のほっぺたをむにーっと引っ張りながら言います。

川田「ていうかオイ、何でオレが1年組で走らされてんだよ、今泉!! オレ2年だろうが!!」

今泉「!」「ああ…川田。それは、おまえの実力と部歴が1年程度だからだけど?」

川田「う…はっきり言うなよコノヤロウ!!」

今泉「いつでも昇格テストは受けつけている。がんばれば2年組に入れてやるよ」

川田「う…う…、くそっ、わかったよ」

鳴子「ホンマ…スカシ、やたら川田に厳しいな」

今泉「そ?」

鏑木「ハハッ、ざまみろ川田」

川田「だから敬語つかえよ鏑木!!」

 

そんな賑やかや朝練の様子から、場面は授業の合間の学校内の様子に移ります。

幹「あ、小野田くん」

階段を下りている途中で小野田を見かけた寒咲幹が、小野田に声をかけます。

小野田「ああ、寒咲さん。ぐうぜんですね」

幹「先生の手伝い?」

小野田「そ…そうなんだ。資料室にこの荷物たのまれちゃって」

幹「私のクラスもよ。一緒にいこ」

小野田「うん」

幹「あ、今日の朝の練習、どっちが勝ったの?」

小野田「2年生組が追いついたよ」

幹「おーー」「うむーカンロクだねー」

小野田「ボクは最後千切れちゃったけど」

幹「朝もだいぶん暖かくなってきたんじゃない?水を触る手も冷たくなくなってきたし。もうすぐ4月。春だから」

小野田「………」「うん」

幹「学校も、少し静かになったよね。3年生が卒業して」

小野田と幹は、ちょうど三年生が使っていた教室の前を通っていたところでした。
二人は誰もいなくなった教室の前で足を止めます。

幹「卒業式があって、在校生の就業式があるまでの2週間て、ちょっと淋しくなるんだよね」

小野田「………」「うん」

幹「………」

小野田「古賀さんと、青八木さんと…手嶋さん。卒業…しちゃったね」

幹「…ん」「“一つ上の先輩”って、一緒にいる時間長かったから、1年生の時の3年生の先輩と比べて違う…寂しさが、あるよね…」

小野田「……うん」

小野田と幹、二人の会話に乗せて、卒業式の日、部内で行った卒業祝いの様子が少しだけ描かれています。
ホワイトボードには大きく『卒業おめでとうございます!!』と書かれ、部員達の前に立ち、花束を貰っている古賀、手嶋、青八木。
その後、卒業生がホワイトボードの空いたスペースに、何やらメッセージを残している姿も描かれていました。

 

場面が移り、小野田が一人、部室に現れます。
きりっとした表情で見つめるその先には、まだ『卒業おめでとうございます!!』と書かれたままのホワイトボード。

小野田(手嶋さん、青八木さん、古賀さん。3年間本当におつかれさまでした)

小野田の視線は、卒業生がホワイトボードの余白に書き残したメッセージに向かいます。

『ありがとよ!! 手嶋純太』
『最高だった 青八木一』
『ケガには注意しろよ 古賀公貴』

卒業生からのそれぞれのメッセージが記されています。

その文字を見ながら、小野田の中に卒業生の3人との思い出が駆け巡ります。
小野田自身が1年生の時に、合宿でインハイのメンバーの枠を争った事など、共に過ごした時間の記憶がよみがえってきます。

小野田(いろいろあったけど、ボクたちはいつも、あなたたちの背中を、間近に見て走ってきました)

小野田は、3人の先輩に名前を呼ばれた感覚になります。
古賀『小野田』
手嶋『小野田ぁ!!』
青八木『小野田』

小野田「はい!!」

誰もいない部室で、大きくコクっと頷きながら返事をする小野田。

小野田(ありがとうございました!!)

気持ちを込めたところで、小野田はふと思い出します。

小野田「さて…」

実は今泉に『小野田、ホワイトボードはおまえが消しといてくれ。練習メニューとか連絡事項を書かなくちゃならないからな。たのんだぞ』と言われていたのでした。

小野田「これを……消せ……と?今泉くん?」

卒業生の残してくれたメッセージを消せず、プルプルしている小野田。

小野田「いやいやムリムリムリ。でも、キャプテンとして、心をオニにして……ムリだよ~~~!! いやっこれはボクの仕事として…しっかりと。でも……さすがに…これは…」

一人であたふたしている小野田。
そこへ、鳴子も部室へとやってきました。

鳴子「おーー早いな、小野田くん」

小野田「どぅわーーっ」

鳴子に驚いた小野田はホワイトボードごと後ろに倒れてしまいます。

鳴子「どうしたホワイトボードとたわむれて」

小野田「ははは、何でもないよ」

鳴子「鏑木のヤツ、さっき購買部で会うた時、メッチャハイテンションやったわー」

小野田「はは……そ、そうなの?」

ホワイトボードを立て直しながら自分も起き上がる小野田。

鳴子は購買部で鏑木に会った時の事を思い返します。
『スペヤキ、マジ5コ以上残ってんすよ!! 奇跡すよ。オレマジ春からツイてるかもしれないす!!』と言ってパンを抱える鏑木に、鳴子は『だからと言って4つ買うんかい』とツッコミをいれていました。

鳴子「宝クジ買おうかなーやて。マジ当たりますよーやて」

カッカッカーと笑いながら話す鳴子。

小野田「ああ、鏑木くん、そのヤキソバパン好きだから」

鳴子「パンを買えるようになったんは、3年がおらんようになったからやのにな」

鳴子の言葉に、ホワイトボードを立て直していた手を止める小野田。

鳴子「朝も『たまたまパワーでなくて負けたんす』なんて言いよったけど、あれは、3年生が卒業して、おらんようになってもうたからや。そんでパワー出んのや。あいつ青八木さんにべったりやったからな」

小野田(鏑木くん__)

鳴子「自分で気づいてへんのや。ホンマ…アホやな……」

俯き加減に言っていた鳴子ですが、ばっと顔をあげ、続けます。

鳴子「ワイかて淋しいけどな。パーマ先輩!! 無口先輩!! __言うて茶化す相手もおらんようになったから」

少し遠くを見る鳴子。

鳴子「あの人たちには世話になったし、闘った。インハイも一緒に走った。たくさんのもん、貰うてきた」

小野田(鳴子くん)

鳴子「手嶋さんなんか、ひょっこりその内『テストの合間なんだよ』とか言って、部室に顔出しそうな気もする」

鳴子がそんな話をしている時、ちょうど、今泉も部室へやってきました。

鳴子「けど、ない、それは!! 卒業したからな!! 感謝もしたい。恩返しもしたい」

小野田「……」

鳴子「できんのや………もう。けど心配いらん。前にも言うたやろ、小野田くん。先輩から貰うた恩は、後輩に返すんや!!」

小野田は鳴子の言葉をしっかり受け止めます。

鳴子「もうすく春休み___それが終わればワイらはもう、3年なんやから!!」

小野田はぎゅっと拳を握りしめます。

小野田(『3年』__!!)「うん!! そうだね!!」

力強い小野田の返事。

部室にはいつの間にか、今泉に加え、杉元や幹もやってきていました。

『◎覚悟はきまった!! いざ3年生へ!!』と綴られ、今週はおしまいです。

 

 

鳴子~~!!(≧Д≦)
鳴子の、先輩にもらった恩は後輩に返すという話。ほんと好きで、毎回心をぐっと持っていかれます😭💓
今回、特にキュンとしまくったのは鏑木のお話でして。
鳴子が『あいつ青八木さんにべったりやったからな』という台詞を言った時、上の文章には書かなかったのですが、部で卒業祝いをしている時も、青八木に頭をポンポンとされている様子が描かれているのです。
私はT2推しな一方で、鏑木と青八木の組み合わも推していたりするので…
今週はすごく萌えました💓切ない!!
…まあ、腐った視点はさておきで、小野田も巻ちゃんの事があるので、先輩のいない淋しさはすごく分かるのでしょう。
小野田に限らず、鳴子も。皆、自分も経験している感情なだけに、言葉では鏑木を茶化しながらも気遣いに満ちた感じがあって。
読んでいて、そういう先輩後輩の関係、すごく素敵だな~総北らしいなぁ~とあたたかい気持ちにもなりました😌
でもでもでも!今週一つ言わせてもらいたいのは、3年の進路、もう少しだけで良いので情報くれー!!って事でしょうか。
まあね、まあね、そりゃあT2や古賀さんの進路がすんなり明かされるわきゃあないとは思ってましたよ。
けど、あまりにもスルーだったので、うおぉ!!って感じです。
卒業式の時の様子、もうちょっといっぱい書いて欲しかったー😭
きっとスペアバイクの方で描かれるんでしょうけども。
お願い!手嶋と青八木が同じ大学に進んだか否かだけでも教えてくれ~!って、思うのですよ。
最近全く書いてなかったですが、T2の二次創作とか、書きたくてもその辺が分からないと止まっちゃうじゃないですか。
知りたい……知りたかったです😭
まあ…スペアバイクに期待という事で……来週は3年生!?新入生入ってきますか??それとも春休み編?
めちゃくちゃ楽しみです!!
そして最後に一言!
今週、杉元君がちゃんと2年生組に入って走ってる事実に震えました(川田は笑えました!)。
最後もちゃんと杉元入ってきてるし。
ますます次のインハイ、杉元は走るのかどうか、気になります!

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