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弱虫ペダルRIDE.634『御堂筋と道』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

胃腸炎のような症状でダウンしておりました……(´д`)
相当しんどいのですが、気づけば今日は木曜日❗
週刊少年チャンピオンの発売日じゃあないですか✨
大好きな弱虫ペダルに元気をもらいたい!😣
というわけで、以下は内容や感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

今週の弱虫ペダルは『◎京都と言えば、もちろんあの男が…!?』という文字が綴られ始まります。

京都 嵐山
京都西部に位置し
史跡や峡谷で
四季を楽しめる
観光地として 親しまれ
毎年国内外から
多くの人が訪れる
嵐山・高雄ルートウェイは
嵐山を起点として
様々な景色を眺望できる
観光有料道路である
それを横切る
府道50号線は
谷川の壁に
はりつくように進み
深い山へ分け入る
道は古く
険しい

ナレーションの後、御堂筋の顔がものすごいアップで描かれ、始まります。
『IHでの2度の敗北を経て、この男は何を思う…。』という文字も綴られます。

険しい道を走る御堂筋
御堂筋「タヨル」

御堂筋は石垣の言葉を思い出しています。
石垣は『おまえに足りんもんは、頼る力や』と言っていました。

御堂筋「タヨル。タヨル…力…。ボクゥに足りないもの…?ハァ?タヨル?タヨルも力?ハァ?何やの、それ」
御堂筋は走りながら続けます。
御堂筋「力ないから頼るんやないの?誰かの手を借りるんちゃうの?そんなもん、弱いヤツの理屈や。努力不足や。ガンバリ足りんだけや。誰かの手を借りて道のりを楽したとて。純度が下るだけや!! タヨって何が生れるの、石垣クゥン!! 言うたまま遂行すればええんちゃうの。そうやろ!! 山口クゥン!!」

石垣、山口の顔を順々に思い出しながら、御堂筋は走ります。

御堂筋「この体を破壊するまで追い込んで。削って、削りとって、強さだけ残して。追求、追求!! トゥイキュゥウ!! それをできるのは己一人!! 己一人やろ……!!」

御堂筋は背中のポケットからタオルを引き出します。
バサァッと風になびくタオル。

御堂筋「なのにィ!! このタオルのように、強固さを捨て、押してなお、体をひねって躱せ(カワセ)…と」

御堂筋は自転車を止め、道端で出したタオルを被ります。

御堂筋「さうして、つつめ、言うんか。トゥトゥまれろ、いうんか…?体の冷えた、小鳥や子犬のやうに。あたたまれと?あたため合えと?ハァ?なもん…1番必要ない感情やろ。それが一体、何を生む、いうの…」

ここで御堂筋は母を思い出します。
母は『何でもそうやよ。大切なものは、そっと、つかむんやよ』と言っていました。

御堂筋「タイセツな…モノ…?」

そして場面は変わります。
京都伏見高等学校
同自転車競技部 部室

水田と山口が並んで前に立っています。

水田「えーー時期は遅くなってしもうたが、現キャプテン3年、この水田信行が、次の新しいキャプテンを発表する!!」

山口(水田!!)

水田「2年、船津和歩や!! しっかりたのむぞ」

船津「は…ひゃいっ!!」

発表を聞いた部員たちは口々に言います。
「おお、船津」
「えっ、船津さんなんだ…」
「おい」
「あ、すいません」
「ガンバレよ、船津」
「船津クン」

部室に拍手の音が響きます。

船津の隣に立っていた木利屋も船津に声をかけます。
木利屋「大丈夫か?ふるえてるぞ」
船津「あ…いや、まぁ、やるよ。せ…せっかくだし。せっかくだしな!! 親にも昨日言ったら、せっかくだしやってみたらって言われたしな」

小刻みに震えながらも木利屋にそう答える船津は、水田に呼ばれます。

水田「前へ!!」

船津「はいっと、あ」
前に出ようと歩き出したとたん、こけそうになる船津。

水田「おい船津」
船津「てて、すいません」

木利屋(あいつ…ウラでの口はよう回るけど、オモテに出ると何もできんタイプやからな……)

山口「やっぱりマズいんやないか、水田クン」

水田「!!」

山口「勝手に……キャプテン決めんのは………」

水田「ほな、どうすんのや。御堂筋クンに聞いて決めろいうんやろ。けど、当の本人は、インハイ終わってから一回も部活にカオ出しとらんのやぞ!! 同じ2年の船津や木利屋にきいても、授業終わったらすぐ帰りよる言うし。正直!オレの見立てじゃあ、正直、御堂筋クン…いや、御堂筋のヤツは、このままこの部、退部するつもりや思うぞ?」

山口は水田の見立てに呆然となります。

水田「そらそや。2年連続、同じよな負け方して。あんだけでかい口たたいて、オレたちをボーズにしてまで。オレらに合わす顔ないやろ!!」

水田が声を荒げたので、部室のメンバーもざわつきます。

山口「けど、あいつは、2日目しっかり優勝したやないか。」

水田「練習も厳しくて、軍隊やいうて、何人も1年辞めて、オレたちは必死でついていったのに、最後は一人残って、一人で、倒れたんや!!」

山口「それはオレたちが__いや、オレがあいつの『良心』になれんかったせいや!!」
山口も声を荒げます。
山口は石垣に『おまえが御堂筋の良心になってやれ』と言われたことを思い出しています。

木利屋や船津たちも、山口の発言に「良心!?」「え」と、困惑を隠せません。

水田(山口…なんや、この迫力)

山口「テニスやバスケットは、試合をやれば必ずどっちかが勝つ。勝率は50%や。けど、ロードレースは200人でても、一人しか勝たん。勝率は1%未満や!! けどヤツは、オレたちに勝つと約束した。そして2日目、勝ってみせた。ほとんど自分一人の力で!!」
山口は気迫に満ちた表情で続けます。
山口「ヤツは3日目力つきた__チームは負けたかもしれん。やけど、一言でもヤツから言い訳をきいたことがあるか!?」

山口の言葉に皆がはっとします。

山口「あいつはいつも、一人で闘っとるんや。3日目、チームのオーダーをまかされて。完遂してやっとオレにもわかったわ。ヤツがあのレースのために、どれだけ準備して努力してきたのかを!!」
叫ぶように言う山口。

水田(準…)

山口は自身の手を見つめて言います。
山口「わかった時には遅かったんや。ヤツはもう一人になっとった…。負けたのはオレたちのせいや。いつも文句や不満ばっかりで__1回でも、ヤツに寄り添い助けようとしなかったオレたちの…………」

水田「あ…けどな…そ、そんな、ギリがあるから。キャプテン決めるの待ていうんか。意見きけ、いうんか」
山口の気迫に押されていた水田ですが、自身の気持ちもぶつけます。
水田「もう長いこと待っとる!! こっちは突き上げ食うとるんや。学校の部活の月例ミーティングでも、新キャプテン決まっとらんの、自転車部だけやいうて、イヤミ言われとるんや。レース会場でも!! 往生しとるんや。もう待てんわ!!」

水田は船津に掴みかかります。
水田「やれ、船津」
船津「は、はい」

船津は答えつつも、先ほど前に出る際に転んで打った肘をさすります。
船津「いや、でも今、ヒジがですね」
水田「ああ、じゃあ木利屋やれ!!」
木利屋「えオレ」
船津「いや、ちょ、それはせっかくなのに…」
木利屋「あ、はい。じゃあオレがやります」
船津「えっ、木利屋おまえ」

部室が騒然となっていると、ジャリっと部室の外に人の気配がしました。

全員の視線が、その人物に注がれ、皆はっとします。
御堂筋です!

御堂筋「ドゥしたのォ、キミたちィ…大声出して、モメてぇ…外まで聞こえとるよォ……」
伸びかけた髪がちょんちょん立って、不思議で奇妙な風貌になっています。

水田「み」
船津・木利屋「御堂筋!!…くん」
山口(やっと来たか、御堂筋!! やっぱり来たか!!)
水田(ウニみたいなアタマになっとる)
山口(やっぱりまだ、あきらめてなかったんやな!!)

皆が驚き硬直していると、小鞠が御堂筋の前にすっと歩み出ます。
小鞠「何か、次のキャプテン誰にするかで、みにくい押し問答してましたよ」
御堂筋「小鞠くぅん。キモ…そんなもん…誰でもええやろ」
誰でも良いと言い放ってから、御堂筋が続けます。
御堂筋「時にィ、小鞠くぅん」
小鞠「はい」
御堂筋「ボクが留守にしてる間、何もなかったァ」
小鞠「ええ、特には」

水田「ま…小鞠、え!?」(御堂筋クン戻ってくるって、あいつ知っとったんか!?)「オレが聞いた時、何も答えんかったやないか」

山口(体が…あいつ、更に絞れとる)
山口は御堂筋の変化に気が付きます。
山口「修行…してたのか」

船津「キャプテンは…せっかくやからオレで」
木利屋「じゃオレが」

御堂筋「プク。キャプゥテン…そんなモメとるんなら、ボクゥがやろか?」

全員がはっとします。

水田「みっ…えっ、ええっ」

御堂筋「そいでええわ。次の京都伏見自転車競技部のキャプテンはボクゥ…御堂筋翔くんや!!」

『◎放たれる衝撃発言!!』と綴られ、今週はおしまいです。

 

 

やっぱり御堂筋がキャプテンやるのですねー❗
というか、他のメンバーの様子を見ていて、皆キャプテンってやりたいものなんだなぁと驚きました。
まぁ、響きかっこいいですもんね……内申点も良くなりそうですし……
でも、そうゆう打算的な部分はさておき、京伏のキャプテンなんて、御堂筋がいる以上お飾りみたいなものでしょうに。
御堂筋が戻ってきてもなお、船津と木利屋が争っているのが以外でした(確かにちょっと醜いですね…😅)
それより!今週は山口くんがすごくカッコイイ発言を繰り返していましたね😌
山口くんに心打たれつつも、水田くんの気持ちも分かるというか、確かにそうだろうなぁと思ってしまいます💦
水田くんのように感じても仕方ない事もやってますよね、御堂筋💦
冒頭で御堂筋は石垣さんの言葉を思い出したりしていましたが、何か変わるのでしょうか……
それから、今週は序盤、キャプテンの発表の辺りまでは、小鞠が全然映らなくて。
どこにいるんだろう?いないのか!?と気になっていました😣
ですが、山口くんの「一言でもヤツから言い訳をきいたことがあるか!?」という発言の後からチラっとコマに入り込んできて。居た居た~とテンション上がりました😆
私、小鞠くんはかなり好きなんですよね♪
部室の外に御堂筋が表れて。皆が硬直している時にも、小鞠だけすっと御堂筋に近づける感じ、すごく良いです😁
しかも、小鞠くん、髪がちょっと伸びてて、ビジュアル的にめちゃくちゃ私のストライクゾーンにはいってきました😍
これ以上好きになったらどうしよう~って嬉しい悲鳴です😆笑
『次週、御堂筋の発言に京伏のメンバーは…!?』なんてあったので。
来週もまだ京伏ターンが続きそうですね💡
楽しみです🎶小鞠くんがもっと見たい~🎶

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