今週の少年チャンピオン弱ペダ読んでいたら涙出そうになりました(ノД`)
全編通して青八木の愛を感じますすっごいキュンとする、T2推しにはたまらない内容でした~(*´▽`*)
以下、ネタバレになりますので、ご注意ください!
現在デスゲーム中のT2 vs 広島。ゴールとして定めた橋の欄干まで、最後の直線に入りました。
いよいよ最終局面に突入です。
東村「やった並んでる!! のこり400mで庭妻さん、浦久保さん、総北手嶋、青八木。」
東村の言葉は続きます。
「それは即ち、ボクたち広島の勝利を意味する‼ 最終スプリントで2人の勝負になれば、総北手嶋は浦久保さんに絶対に敵わない!! 完璧ですよ!! この勝負!! 完璧に、浦久保さんの思惑通りだ!! チップをかけさせ、クライマー手嶋に狙いをさだめ、バトルに持ち込み、この状況を造り出した‼ やり方はメチャクチャだ__だが、浦久保さんの、相手をしとめるという勝利への執念はすさまじい!!」
加速についていけなかった東村は一人後ろから4人の背中を見つめ、語ります。
「最後まであきらめなかった者が勝つんだ、ロードレースは!! 敗北は確定ですよ総北!!」
東村の語りから、まさにゴール前のスプリントに入る直前の手嶋や青八木達へと移ります。
青八木(オレのミスだ)ドクンと心臓が鳴ります。
青八木(この並ばれてる状況__のこり800mでとびだした時、オレが、少し躊躇して、フル加速できなかったせいだ。オレに完全に迷いがなければ、純太を連れて、ヤツらに差をつけることができた。そのはずだった__)
再びドクンと心臓が鳴ります。
青八木(すまない純太___)
そんな青八木の様子を後ろから見つめる手嶋。
手嶋(青八木__ヒザが__)
青八木の膝が再び痛み出した事に、ショックの表情だった手嶋ですが、一度顔を伏せると、再び前を向きます。
その顔は、少し眉をひそめながらも、口元には笑みを浮かべています。
誰かの声が「残り300m!!」と告げます。
手嶋「すまねェ、青八木!!」「ムリさせちまって!! けどもう少しだ。あと150mだけ引いてくれ。そっからオレはスプリントする。そしたら………ゆっくり休んでくれ。ありがとよ、ここまで引いてくれて。」
青八木がはっとします(純太……笑ってる。声でわかる。何で笑うんだ…何でそうやって笑うんだ純太。オレはいつも__おまえのその明るさに、心救われるんだ__!!)
ここから、青八木の回想シーンです。
青八木の心情が綴られ、ナレーションのようになって、話が進んで行きます。
中学生の頃でしょうか。
体育の授業なのか、体操服で楽しそうに騒ぐ生徒達を、一人ポツンと見ている青八木。
皆と少し離れ、座って眺めています。
オレは暗い__
昔からそう言われてきたし
自分でもそう思ってた
1人で練習できるという理由で始めた自転車も
レースは1人でエントリーして1人で出てた
レースの受付テントで紙を差し出している青八木。
受付の人「えっ、エントリー用紙?次のレースも出るってこと?……え?」
青八木「…」
受付の人「しゃべって」
誰のアドバイスもないから
いつも前半トバしすぎて
後半でおいていかれる
レースで集団に置いて行かれ、一人後ろを走る青八木が描かれています。
青八木「………」
そんな調子だった
レース後、同じく出場していた子たちが話しているのを見かけた青八木。
その子達の会話が聞こえてきます。
「おまえがあそこでいったからさ」
「あー、あはは」
「キツかったよなー、あの坂」
楽しげに話す様子を、少し離れた場所から見ていた青八木
(今日のレース、キツかった坂の話しをしてる。ちょっと楽しそうだ。………話しかけてみようか…)
ドキドキしながら、考えます。
「あはは」と楽しそうな他の子たち。
ドキドキドキ、ドキドキドキドキ。青八木は迷います。
青八木(………… やめとこう。オレたぶん何も話せない。
青八木はくるりと後ろをむき、その場を立ち去ります。
青八木(オレ、暗い上にマジメだから。話つまらないってよく言われるんだ。ハジメじゃなくて”マジメ”って。密かにクラスで言われてる…)
自転車で走りながら考える青八木
(高校入ったら、部活入るか…。総北は自転車部があったな。そしたら……誰かと自転車の会話できるかな。)
続いて、高校生になった青八木がロードで通学しているシーンに移ります。
そこで、純太と会った
駐輪場付近で、手嶋に話しかけられるシーンが描かれています。
手嶋「キミけっこー登るね。見てたよ。オレ、南中出身の手嶋純太。キミは?」
青八木「………」
青八木「青八木、は…一」
青八木「いちばんの、いちだ」
頬を染めて指で“1”をつくりながら答える青八木。
とある日の食堂で話す手嶋と青八木。
手嶋「一っつのはやっぱ、優勝だろ。レースでの!!だよな。」「一回でいいから優勝とってみてーな。」
明るく、青八木に向かって言葉を投げる手嶋。
一方、隣に座る青八木は、頬を染め、恥ずかしそうに昼食に視線を落としています。
青八木「………」こくっと頷きます。
手嶋「だよなっ」
純太はよく話しかけてきた
こっちが照れるくらいに__
オレは言葉を返せなかったが、なぜかウマが合ったのか、純太はいつも笑っていた
今度はベランダのような所で並んで話している二人が描かれています。
手嶋「あの日のフォレストレースおまえもでてたのか。あの坂やばくなかったか!? 斜度10%つづいてさ。」
青八木「…………」こくっと頷きます。
続いて描かれているのは一緒に走っている様子。
青八木(よく…………笑うやつだ)
手嶋「4組の東戸てのもやってたんだよ、自転車」
話す手嶋は笑顔です。
そして部活が終わった後の様子。
手嶋「ハー、ハーッ、キツかったワ。マジキツかった、今日の練習。なァ青八木。」
きつかったと話しながらも、青八木に笑いかける手嶋。
今度は土手の芝生に腰を下ろしている手嶋。そばで佇む青八木が描かれています。
青八木「オ…オレとばかり、話して、退屈じゃないのか………手嶋」
オレはきいた
手嶋「いやぁ。おまえマジメにオレの話をきいてくれるだろー。オレは楽しいぜ!?」
青八木「………」
頬を染める青八木。ボッっと、心の燃える音も描かれています。
オレはいつも純太にパワーをもらった
1年のインターハイのあと、オレたちはチーム2人を結成した
「だったら、2にするか…」と青八木が手嶋にもちかける、あのシーンが登場しています。
そして純太は、オレを5回もの表彰台に送りこんでくれた
自分ばかり表彰台に上がって申し訳ないと、何度かあやまったことがある
けど、その度純太は
手嶋「いやぁ、オレたちの力でやれるってことを証明できたんだ。オレは満足してる。」
笑ってくれた
手嶋「うれしいよ、オレは」
喜んでくれた
その度、オレは、心が熱くなって
一つずつ強くなれていった気がした
またも、青八木の心がボッと燃える音が描かれています。
何度もおまえの明るさに救われたんだ
迷い
悩み
苦しんでいる時
いつも純太
おまえは側にいてくれた
笑っていてくれた
自分をいつも
犠牲にして
オレを
勝たせてくれた
青八木は語る手嶋の顔を思い出しています。
手嶋『おまえだけでもチームに合流してくれ』
差のついていない状況から、浦久保とスプリントバトルをする事を覚悟した時、手嶋が自分に言った言葉です。
さっきだって__
オレのことばかり案じて
再び手嶋の顔を思い浮かべる青八木。
手嶋『ありがとよ、ここまで引いてくれて。』
ありがとうはこっちのセリフだ
誰かの声が告げます。
「のこり200m!!」
純太、オレは
おまえに
勝ってほしいんだ!!
ズキズキという膝の痛みに耐えながらペダルを回す青八木。
願いがもし
叶うなら
ズキズキズキと、ヒザの痛みを抱えながら、青八木は必死に進みます。
のこり200mの間だけ
この痛み、消えてくれ!!
ズキッと走る痛みに歯を食いしばる青八木。
オレはまだ純太に
このインターハイを走ってほしいんだ!!
青八木は声をあげます。
「おおおお!」
手嶋「青八木ィ!!」
だけど
それも
叶わないのか
手嶋「行ってくる!! 幸運を祈っててくれ!!」
今まで自分が引いていた手嶋が、とうとう飛び出すその姿を、はっと見つめる青八木。
庭妻「今じゃ出ろ!! 優策ゥ‼ 橋のおわりのラインまでのこり150m!! 最後のスプリント開始じゃ!!」
青八木(最後のスプリントで勝負するのは__“純太”だ)
庭妻「力の差は歴然じゃ!! 優策!! おまえの空気を切り裂く走りで勝ってこい!! 優策!!」
ばしんと浦久保の背中を押し、送り出します。
青八木「純太ァ!!」
青八木も手嶋の背を押そうと手を振り上げながら考えます。
終わりなのか
もう勝つことは
できないのか
純太が
いや、ダメだ
まださがせ
ギリギリまであきらめるな
金城さんの顔を思い浮かべる青八木。
青八木「あきらめたら、ロードレースは終わりなんだ!!」
バシンと手嶋の背中に手をおく青八木。
青八木「純太ァ!! 絶対にあきらめない。それがチーム総北の___…。……!!」
ここで、はっ!とする青八木。
なにかひらめいたようです。
青八木「純太、ひとつアイデアがうかんだ。」
手嶋「え!?」
後ろを振り返る手嶋。
青八木「説明してる時間はない。実行する!!」
ラストスプリント……!! 青八木のアイデアとは!?
なんて文字とともに今週はおしまい。
………愛ですね、愛!!愛しか感じない( ´艸`)
今週の半分以上が青八木の手嶋へ向けての気もちが綴られているという、超萌えストーリーです
改めてブログに書きながらも大興奮(≧Д≦)
青八木の心が燃える音。ボッって。胸の辺りに集中線っぽいの入るんですよー
……人がどんどん恋に落ちていく様子を見た、そんな気がします
普段は物言わぬキャラの青八木ですが、とりあえず手嶋にぞっこんなのは十分すぎるくらい伝わってきました
そんな青八木が、痛みを堪えながら手嶋を引き、「おおおお!」って声をあげるとこ!マジで泣けます(ノД`)
ほんとイイです、やばい今週(T-T)
手嶋と青八木。愛の力で浦久保に勝って欲しい
この勝負、決着の瞬間は号泣の予感(>。<)
続きが早く、早く読みたいです!!!