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弱虫ペダルRIDE.745『窓際』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今週も木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日がやってきましたー!
毎週弱虫ペダルを読むのを楽しみにしているわけですが、最近の展開、推しキャラが苦戦中なので読んでいてつらいです。
さて、今週はどうなっているでしょうか……というわけで!以下は今週の弱虫ペダル、内容と感想になります。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください。

 

 

 

『◎決着迫る中…!?』と綴られ始まる今週の弱虫ペダル。

杉元と段竹の勝負は、いよいよ決着の時が近づいてきています。

勝負の決まるライン付近では、小野田、今泉、鳴子、鏑木、川田、定時が固唾を飲んで見守っています。

誰かの声がゴールまでの距離をカウントしています。
「のこり」「200m!!」「150m!!」

鳴子「まだ杉元前!! 段竹うしろ!!」

定時、川田、今泉、小野田と、勝負を見守るメンバーが描かれます。

『のこり100m!!』というカウントの声が響く中、鏑木も、ラインの少し手前で腕を組んで見守っている後ろ姿が描かれています。

段竹は全身全霊で走ります。

段竹(一差___。見てるか、一差)

段竹は心の中で語ります。

段竹(オレは昔から、気後ればかりしていた)

 

 

そんな段竹の語りとともに、描かれる場面は、語られる当時の様子へと変わっていきます。

いつも
おまえの
背中を押すことが
精一杯で

はしゃいでる
おまえを見て

満足していた

 

レースでトップを獲り、花束を掲げてはしゃぐ鏑木。
それを遠目に見て微笑む段竹が描かれます。

 


校外学習の
バス移動で

窓際の席が当たった

 

心弾ませながら窓際に座り、『やった!!』と思いながら外を眺めている小学生の段竹が描かれています。

 

車窓の景色の
移り変わりが
楽しかった

けど
友達に
押されて

 

友達「めっちゃいいな、窓際。なー、代わってくれよ段竹。なー段竹」

段竹「……」「ああ」

友達「サンキュー」

自分も座れて嬉しかった窓際の席を譲ってしまう段竹が描かれています。

 

席をゆずった

 

窓際で『すげー。あの塔なんだ』と声をあげている友達の姿が描かれます。

 

結局最後まで

代わって
もらえなかった

列に割り込まれることも
よくあった

 

割り込まれた時の様子が描かれています。

友達「段竹悪りィ」

段竹「いや、列……」

友達「やっさしいーなー、段竹はやっさし!!」

 

そのあと
女子にもしかられた

 

割り込みのあった後、二人の女子にぐいぐい注意される段竹が描かれています。

女子「段竹くんさ、やさしすぎ」

段竹「いやぁ……」

女子「ああいう時はさ、ビシーって言わないとダメだよ」

女子「そーそー」

女子「ダメだよ男子なんだから」

段竹「ああ…そうだな…確かに…」

 

自転車でもゆずった

 

選手「どけノロマ!!」

レースの最中、後ろから来た他の選手に言われる段竹の姿が描かれています。

段竹「!!」(『どけ』……)「は、はい」

選手「勝つ気ねェならレース走んな!!」

段竹「……!!」

 

乗るのが楽しくて
始めた自転車だったが

 

道を歩きながら悩む段竹が描かれています。

段竹(たしかに…勝つ気…か。緊張しいだしな…この間もそれでスタート遅れたし。前に出れないし……。次のレースのエントリー、やっぱ取り消そう…)

 

もうやめよう
かと思った

そんな時___

 

悩みながら歩く段竹に『おい、おまえ』と、後ろから声をかける人物が現れます。

 

段竹「うわっ」「悪い……」

後ろを振り返る段竹。

段竹「考えごとしながら歩いてて……狭いから、道ゆずれって!?」(けっこう端っこ歩いてるつもりだったんだけどな)

声をかけてきた人物「いや、ゆずらなくていい」

段竹「え」

声をかけてきた人物「『悪い』と言ったが、おまえは悪くない」

段竹(!!)

声をかけてきた人物「同じ学校に通うヤツで自転車やってるのがいるって聞いた。走りもマジメでちゃんと練習するヤツだと!オレはそういうヤツを探していた」

段竹(!)(探す…)

 

えらそうに
声をかけてきた
その男が

鏑木一差だった!!

 

鏑木「オレ様と組め。日本一になるぞ。地元に“チームSS”って最強のクラブチームがある。まずはそこに入って修行する!!」

段竹「…………」

 

そいつは
訳のわからないことを
言ってきたが
その時オレが聞きたかった
2つの言葉を
言ってくれた

“ゆずらなくていい”…
“悪くない”…

突然すぎて意味もわからず
yesと答えたが

 

段竹「え…はい」

鏑木「よし、決まりだ」

鏑木「段竹!? 名前が変わってるな。そういうの大事だ!!」

段竹「大事なのか」

鏑木「なんとなくカッコイイからだ!!」

段竹「え」

 

それは
間違って
なかったと
今でも
思っている

 

出会ったばかりの鏑木を見て思う段竹が描かれています。

段竹(へんなヤツ…)

 

なぜなら
一差は窓際を
奪おうとしない

列に割り込まない

 

段竹が並んでいる何かの列の最後尾に合流した鏑木が描かれます。

鏑木「ぬわ、段竹めっちゃ離れてるじゃないか。いいなー、くそー」

段竹「はは」

 

圧倒的精度で前に出ろと指示してくれる!!

 

レースでともに走る鏑木と段竹が描かれます。

鏑木「ここだ、段竹、前に出ろ!!」

段竹「ああ!!」

他の選手が口々に言います。
「SSだ!!」「SSの鏑木が前に出るそ」「ヤバイ段竹が引く!!」

鏑木「このレース勝つぞ!!」

段竹「おぉ!!」

段竹は鏑木を引いて走り、ゴール前で鏑木の背中を押して発射させます。
そして鏑木は一番でゴールするのでした。

 

だからオレは
いつも

おまえの『はしゃぎ』に
夢を見てた

オレが引いて
おまえが獲る

その形にオレは満足してた

総北に入ったあたりから
一差はこの言葉を
口にするようになる

 

鏑木「さぁ!! 次はおまえだ!! おまえが強くなれ!!」

 

自信はなかった

 

段竹「……。…ああ」

 

1年の時のインターハイは選外だったし

秋の『峰ヶ山』が決まった時も

一差は励まして
くれたが
半信半疑だった

 

鏑木「心配するな。勝てる、おまえなら」

段竹「ああ」

鏑木の励ましにも、不安そうな顔でこたえる段竹が描かれます。

 

つらい練習をして
峰ヶ山を走って
なんとか優勝できた

けどそのあと
すぐに
調子がわるくなって

 

自宅に帰った段竹が描かれます。
自分の部屋で呟く段竹。

段竹「やっぱりか………だよな…」

 

一人で
自分の器の小ささに
納得してた

オレのハートは
頼りない

だぶん手の平に
乗るくらい小さい

そいつを
何とか
大きくしようと

何冊か
本も読んだ

合宿が
始まって
通司さんに
新しい自転車をもらって

おまえと一緒に
相棒(バディ)になって

ひとつ
気づいたことが
あった

 

鏑木「必殺ワザつくるぞ。今のおまえならできる!」

鏑木とバディを組んで走る中、ある時、段竹ははっとします。

段竹「あ……」

 

本を読んで
覚えてる言葉が
ある

『自信を
つけたい人に
必要な
4つのこと』

“自分の中のすごいを見つけること”

“ほめてやること”

“否定しないこと”

“みがきつづけること”

 

自分の机で本を読んでいる段竹が、読んでいた本をバンと閉じる姿が描かれます。

段竹「理想だろ、こんなのー。こんなのできるヤツ、いるわけない。会いたいよ。連れてこいよ___」

 

そう思って
その時は
本を置いた

いた
目の前に!!

 

 

場面は今まさに杉元と闘っているその時へと戻ります。
ライン手前で腕を組み、段竹を見守っている鏑木。

 

ずうっとオレの目の前に!!

自分の『すごい』を見つけ
ほめつづけ 決して否定しない
男が!!

そいつと
何年も
すごしてる事実に
気づいたんだよ!!

だから オレには
自信をつけるための
プロセスが見えてきてる
気がしてるんだ 一差!!

一差 見といてくれ
オレは行く

インターハイへ!!

オレのハートが
少しずつだが
大きくなってるってことを
証明するために

信じてくれたおまえを
もっとはしゃがせるために!!

段竹はがばっと口を開きます。

定時と川田が息を飲み、鳴子や小野田は言います。

鳴子「段竹吠える!!」

小野田「もう一段、加速した!!」

段竹(オレはもっと強くなる!!)「ガルァ!!」

誰かの声が響きます。
「のこり50mで両者並んだ!!」

『◎段竹、自信たっぷりの咆哮!! 次号、ラインを先に越えるのは…!?』と綴られ、今週はおしまいです。

 

 

 

はい、これはもう段竹勝利ですね。間違えない。
段竹が杉元に勝ち、インターハイへ行くという流れしか見えてきません!
杉元にインハイへ行って欲しくて、彼の勝利を信じて応援している身としてはもう絶望的な気分です(T-T)
辛すぎるぅぅうーーー!!!
今週読みながら、最後に一筋の希望があるとすれば、来週で杉元の回想に入ればもしや…という思いがありました。
が、『段竹、自信たっぷりの咆哮!! 次号、ラインを先に越えるのは…!?』の部分を読みまして。
これはもう段竹の勝ちで間違えないなと、思わざるを得ませんでした。
苦しいぃぃぃーー!!!(´Д`)
もちろん段竹も好きなんですよ!嫌いじゃない。
けど、すみません。ここは杉元に獲って欲しかった。
総北で三年間、真面目に練習を積んできた。インハイに出たいと必死になって頑張ってきた、杉元に。今年こそインハイに出て欲しかったです。
この勝負は、杉元勝利、段竹敗北で良いじゃないかと、思っていました。
“欲しかった”“思っていた”と。過去形で書いてしまいましたが、その気持ちは今も変わっていません。
現在進行形で思っています。
杉元にインハイ出て欲しいぃ(>。<)
だからつらいです。

この勝負、杉元は負けても、そのまま走っていれば6位内に入るのに。
負けたらこれを引退レースにすると宣言していますよね。
今週、もう完全に段竹勝利の流れが出来てしまっていたので。来週からしばらくは読むのが苦しいです。
どんな気持ちでページをめくれば良いのでしよう……
鏑木と段竹の絆とか、もちろん大好きな部分なので。
その辺りに着目して悲しみを癒やしたいところですが。
杉元の涙とか、やはり辛い。見たくないです(T-T)

ちなみに、今週の段竹の回想の中で、列に割り込まれた段竹を後から責める女子にはちょっとイラッとしてしまいました。
もちろん一番ダメなのは段竹の人の良さにつけ込んで割り込んでくる奴、ズルする奴なわけですが。
『ダメだよ男子なんだから』って言葉は今時ナンセンス。
割り込みがあったその時に注意出来なかった以上周りも皆同罪だと思うので。段竹は責められる筋合いないですよ。
……なんて。今週の展開のやり場のない辛さを、名も無き女子キャラにぶつけてしまいました、すみません。
うぅ、つらっ……

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