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ジョジョ4部実写映画、地上波放送おめでとう!?

ジョジョの奇妙な冒険の実写映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』が今月10日に放送されるというニュースを見ました

ジョジョの実写映画、ご存知でしょうか?
実はものすご~く不評だった作品なのです
私は公開当時、主人と映画館へ見に行き、わりと楽しんできました。
私としては、ある一点だけ気になった部分もあったのですが。それを除いては、よく出来ていましたし、出演者は豪華でキャラのイメージにもあっていましたし。面白かったです。
タイトルにも“第一章”とありますから。
主人とは「第二章も楽しみだね~!何時頃になるんだろう?」なんて会話もしていたくらいです。

ですが、このジョジョの実写映画、非常に賛否両論でして。
当時、ネットを検索すると、ズラリ批判する内容が出てくる出てくる
気の毒になる程の酷評が目につきました
実際、興行収入も伸び悩んだようで、製作会社では黒歴史となってしまったとかなんとか。とにかく酷い。
“第一章”でしたし、まさに続きがありますよ~という終わり方でしたのに、続き、第二章はお蔵入りなのだろうと思わざるを得ない評判でした

実写映画化が決定した時は期待され盛り上がっていたのだと思います。
その期待が大き過ぎたのでしょうか。
出演者の発表の頃は良かったと思います。
ところが、ロケ地、ビジュアル……詳細が発表される毎にどんどん評判が落ちて行った印象でした。
そして公開されてからが悲惨で。
見た方々の中の、悪かった評価がどんどん拡散されてしまった。
だから見に行く人も減ってしまったのではないか。
私としてはそんな風に考えています。

なんせ、実際に見てみると、そこまで悪くないのです。
面白かったのです。
そもそも実写映画は難しいだろう作品。
それをよく頑張っていた感じがします。
なぜそこまで評価が悪いのか……私にはいまだに腑に落ちません。

確かに開始数分、街の情景が描かれるシーンでは笑いを堪えるのに必死でした。
もともとこの話の舞台は日本の杜王町という街です。
が、ロケ地はスペインだったのです。
スペインの街並みに取って付けたように日本のお店の看板が掲げられ、バリバリ日本人!な人々が行き交う風景。
これには超違和感を覚えてしまい……すみません、笑いました。
ですが!!そんな違和感も、ストーリーが進めば大丈夫!薄れます
って、これではあまりフォローになっていませんね
でも、そもそも、日本をロケ地に選ばず、海外をロケ地にした選択は間違いとも言い切れないのです。
4部をご存知の方なら分かると思いますが、4部の舞台の杜王町は日本じゃないよね~な街並みなのです。
杜王町の街並みは日本というより、欧米。
そこに、リーゼントで学ランの主人公達が生活しています。
漫画だから、アニメだから違和感なく見られました。
ちなみにアニメでは、杜王町の空はずっと黄色でした。
その黄色い空がまたハイセンスだなぁと、私にとってアニメに惚れ込んでいった要因にもなっています。
アニメの色彩、私はアニメから入った口なので偉そうな事は言えないのですが、ジョジョの世界観を実に巧みに演出出来ているのではないかなと感じています。
今のアニメ技術を持ってして、ジョジョが好きな人が手がけているからこそのクオリティな気がして。
愛されて出来たアニメだと感じます。
最終回付近のオープニングのアレンジなんて最高なのです
思わず「かっこいい!」と声をあげてしまった程でした。
って、アニメを見たことのない方には意味の分からない方に脱線してすみません
とにかく、アニメはすごくよく出来ているなぁなんて。生意気にもそんな感覚で楽しんでいた私にとって、ジョジョ4部を実写化……考えただけで、そもそも限界があるよね~と、思っていたのです。

ですから、これはあまり誉め言葉でも批判に対するフォローにもなっておりませんが、期待値が他の方々より低かったのでしょうか。映画は映画でなかなかよく出来ているな、面白かったな、というのが感想なのです。

加えて超個人的なお話ですが、私の大好きな俳優、山田孝之さんも出演しているのです
相当イカれた敵役で、です。
それも個人的に豪華だ~と映画の評価を上げるポイントだったりします
もちろん他の出演者の方々もすごいです。
主人公、東方仗助役は山﨑賢人さん。
他に、神木隆之介さん、小松菜奈さん、岡田将生さん、観月ありささん、國村隼さん等々。
実に絵になる方々が出演されております
演技だって良かったです
ジョジョの醍醐味である、スタンドを使ったバトルシーンも、良くできていました
かっこいいと思いました
そこまでボロクソに言うほどの出来だったのでしょうか……
まあ、私も例えば弱虫ペダルとか、相当思い入れの強い作品に対しては、原作を愛しすぎて実写化には厳しい評価をしてしまいがちです。
大好きだからこそ厳しくなってしまう。
その気持ちがすごく分かるので、批判も仕方ないのかなぁとも感じます。
むしろジョジョの奇妙な冒険が、それだけ多くの人に深く愛されている証拠なのだろうと思うのです。

そんな人気のある漫画の実写映画。放送を機に、少しでも多くの皆さんにご覧頂きたいので、放送日時、書かせて頂きますね

2月10日(日)深夜1時20分からTBS です。

地上波初登場なのに深夜
この冷遇はやはり評判の悪さ故でしょうか……

今回の放送、エンドロールの最後までお見逃しなく~なんて情報もありました
私的にはつい、第二章の製作発表、期待してしまいます。

ところで、私は始めの方に、実写映画の中で、ある一点だけ気になった部分があったと書かせて頂きました。
その気になった部分とは、スペインの街並みに日本がある違和感だとか、そんな事ではないのです
実は、このジョジョ4部のラスボスの在り方について、映画では「あれ?」と疑問に思ったのです。
映画の、本当に最後の最後のシーンに、4部を知っている方なら、すぐにそれからラスボスを連想する、あるものが登場します。
私はそのあるものが、その時点(映画“第一章”の最後)で登場してしまう事が非常に残念でした。
ラスボスの性格や、行動パターンから考えれば、まだ登場してはいけないと思うのです。
映画事態はよく出来ていて面白かったのですが、最後の最後で、このままでは今後の大きな流れ、ラスボスの重要な部分(性格)が原作と離れていくような印象を受けました。
なので尚更、第二章でどう見せてくれるのか、私が気になったポイントをどう回収してくれるのか、気になっていたのです。
気になっていたのに、第二章はお蔵入り…なのでしょうか?
良いニュースが聞ける事を祈っています。

色々考える事の多かったこの作品。何はともあれ、もう一度テレビで見れるのは嬉しい限り
日曜日の深夜、さすがにリアルタイム視聴は厳しいので、ばっちり録画予約をしておきます

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