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びっくり!恐怖のタクシー体験

  • 2018年11月6日
  • 日常
  • 1件

昨日、私の使っている電車が事故で止まってしまいました
運良く会社から保育園のある駅までは辿り着けたものの、保育園から自宅まで帰るには、電車で3つ先の駅まで行かなくてなりません。
ちょうど昨日は風邪気味の娘達を耳鼻科に連れて行く為に会社を早退し、激混みの耳鼻科の診療予約も程よい時間に入れておいた、そんな日。
要するに、タイムスケジュール通りに動きたかった日なのです。
なのに、運悪くも電車の運休です
何としても素早く家に帰りたいので、急ぎタクシー乗り場の列に並びました。
バスもあるようなのですが、自分の家の近辺を通るものは本数が少なく、しかも先程行ったばかりのよう。次はなかなか来ません。
なので、タクシーという選択肢になりました。

ですが、タクシーも全て出払ってしまっており、乗り場に並んだ時、私は5番目。
雨も降ってきてどんどん暗くなる中待ち続け、結局30分は経ったでしょう。やっと、次は私達の番となりました

そして私達の番に来てくれたタクシーが!
もう~最悪だったのです(>_<) まず見た目に、え?これタクシー?みたいな車でした。
ちょっとリッチな車で、個人タクシーでした。
最近は色々なタクシーがありますが、私は“The タクシー!”って感じの王道のものしか乗った事がなかったので余計にそう感じたのでしょう。
思わずそのタクシーは初乗り料金が他と変わらないか、確認してしまいました
窓には小さく730円の文字。
まあ……普通?(料金確認したわりに、通常どのくらいか忘れてしまってました)。
私達の後ろにもまだまだズラリと人が並んでいますので。
正直普通な感じのタクシーの方が良くて、気が進みませんでしたが。そもそも選べませんし、結局そのリッチなタクシーに乗ったのでした

乗り込んでびっくり!
タクシーにありがちな、客が乗る側と運転席側との透明な仕切り板もありません。
ゆったり広く感じる空間。足元はフラット、シートも程よい弾力で座り心地も良い感じです。
子供が思わず、「なんか変わってるね!」と言った程。
音楽にもこだわってる風で、中央付近の上部に取り付けられたスクリーンでは、音に合わせて何か線がごにょごにょ動いています。
天井なんて一部が透けているんです!降ってくる雨粒が弾ける様が見える見える!
私は瞬間、わぁ、このタクシー絶対酔っ払いとか(吐く可能ある人)乗せないんだろうなぁなんて思ってしまいました。
運転手が車好きなのが一目瞭然な車なのです。

まあ、人によっては、そんなタクシー最高じゃん!になると思いますが、庶民な私は、もっとタクシー会社の普通~な感じの方が落ち着きますね
会社名とか、宣伝とか、どこにも書いてなくて。
タクシーというか、趣味の反映された一個人の車という雰囲気が強くて。見知らぬ人の車に乗ってしまった様でドキドキ落ち着きませんでした。
いちお私も女性ですし、運転手さんは男性ですからね。
“企業の車”って感じの方がなんか安心出来るんですよね…。

そして、このなんか嫌という感覚は当たってしまったのでした。
乗ってすぐに『もう降りたいんですけど!』と思う事が連発です。
順番に語らせてください(>。<)

まず私は「○○(近所では通じる地名)までお願いします」と言いました。
保育園の駅から自宅まで。タクシーを使った事はそこそこあります。
今回の様な電車トラブルだけでなく、子供が具合が悪そうで電車&歩きが辛そうな時。
下の子を妊娠中、自分の具合が悪くて頑張れなかった時。
まれにタクシーを使うので、どう説明すれば自宅まで帰れるか、普段運転しない私でもだいたい分かっています。
私はいつもと同じようにお願いしたのでした。
ところが!私の「お願いします」という言葉が最後まで言い終わらないうちに「あー、いつもこの辺まわってるんで。それじゃ分からないんですよ!」と即否定
客の言葉に被せて声を遮るように言ってくるのですよ!こりゃ酷いなと思いました
普段であれば、私はもっと強く出るタイプなのです(嫌な奴ですね、すみません)。
ですが、私、すっかり車の雰囲気に飲まれていました。
密室空間に男性と子連れの自分……分が悪すぎるから大人しくしようという気持ちでいっぱいになっていました

始めに言った地名が通じないのなら……と、私は近所にある車の教習所の名前を出しました。
それは今まで通じなかった事のない場所です。
運転手さんも「ああ…□□教習所ですね…」なんて呟いて「出てくるかなぁ…」と検索し始めました。
ところが、程なくして言われた台詞は「出て来ないなぁ。住所言ってくれます?」です
で、一瞬迷ったものの、私は自分の家の住所を告げました。
自宅の住所をバシッと告げるのは抵抗もあるものの……まあ、例えば自宅にタクシーを呼ぶ時などは、住所言うし?なんて考えたのでした。
今となっては住所を告げ、自宅へ向かったこと事を後悔しています。
それくらい、この後、私としては嫌~な思いをするのでした。

私が自宅の住所を告げると、運転手さんは手に持っていた端末におそらく住所を入れたのでしょう。
無事に経路が分かったようで、「○○交差点が混んでいるようなので、△△から回って良いですか?」なんて質問もしてきました(○○とか△△とか、伏せ字が多くて申し訳ありません)。
運転手さんの提案は、混むので有名な交差点を避けてまわるというかなり定番コース。
私はもちろん「それでお願いします」と答えたのでした。

さて、先程私は、運転手さんは私の告げた住所を“端末に入れた”と書きましたが、それこそが、今回のタクシーのビックリポイントへ繋がっていくお話なのです。
そのタクシー、内装、音響等にはすごくお金をかけているようですのに、ナビが付いてないのです。
運転手さんがナビとして使っているのはスマホ
ちなみに、この運転手さん、スマホは二台持ちのようで、ナビにしているスマホは運転手さんの左手側に設置。
そしてフロントの左奥にもスマホが一台、設置されていました。

問題は左手側のナビにしているスマホなのです!
ナビの役目を果たしているだけなら、まあ、そうゆう事もあるのかなと思えます。
ところが!びっくりなのが、ナビにしていたそのスマホ。
ナビじゃなくて“スマホ”だったのです!

運転手さん、やけに左の手元を地チラチラ見て、何か弄りながら運転しているのです。
私が気になって覗いてみると……ナビだったはずのスマホ画面がLINE画面になっているじゃあ、ありませんか!!!

この時、もう日は沈み、雨も降っていて見通しの悪い状態です。
そんな中で、事もあろうに、客を乗せて運転しながら、チラチラ手元のスマホ見て、LINEしているんですよ
超恐怖ですよ
頭に来る以上に、怖くて怖くて、頭の中はぐるぐるパニックでした。
どうしようどうしよう文句言って降りようか?でも逆ギレされたら怖いし……って。
事故るなよ~と祈る気持ちで考えた末、とった行動は……
あえて「シートベルトしなくちゃね!」と声に出しながら子供と自分にしっかりシートベルトをし、見てるんだぞ、気付いてるんだぞ!のアピールのため、運転手さんの手元をあからさまにじっと見つめる事でした。
本当はそれですら、「何見てんだよ!」なんて言われたりしないか怖かったのですが。
雨の日暮れにチラチラLINE打ちながら運転される方の恐怖で必死でした

しばらくすると、やっとLINE画面からナビ画面に戻し、運転に集中してくれましたが。
私は相当ドキドキしていたので、運転手さんがLINEを打ったりしている時間というのは本当に長く感じてしまいました……

まあ、無事に家までたどり着けたのですが。
私的にはものすご~く疲れた感覚でした(>_<)
最後も、お会計を済ませてもレシートをくれる気配がないので、「領収書頂けますか?」とこちらが要求してやっとレシートをくれた次第です。

タクシー会社であれば、即クレームなのですが。
個人タクシーなのです……
しかも住所も知られているので、ちょっと怖い。
というわけで、この酷い体験は愚痴って終わりです。
モヤモヤが残りまくりの恐怖体験となりました

うーん……あの時は怖くて言えなかったけれど、やっぱり言いたい!
LINEしながら運転するなー!!!
タクシー運転手失格ですよねぇ(>_<)

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