実は先週は小学校のPTAで、私が担当する講習会が行われたり、娘がいよいよ学校に行きたくないと泣き叫び、結局お休みする事になったり……
なにかと大変な一週間でした
仕事にも行けてなくて、苦しい状況です
小学１年生になった上の娘。
日増しに学校を嫌がるようになっていました。
なんで学校が嫌なの？とたずねると、答えは、疲れる。怖い上級生がいる。わからない。体育がいや。等々
先週、とうとう学校をお休みしたその日も、再びゆっくり娘と話をしました。
なんで学校行きたくないの？
聞けば、いつもと同じ答えが帰って来るばかり。
ですが、そんな中、ふと、テレビを見ていた娘が口にした言葉がありまして。
私は、きっとこれこそが娘の本心なのだろうと思いました。
娘はこう言ったのです。
「あーぁ、みかちゃんがいれば、頑張れるのに」
みかちゃんとは保育園の時、一番仲の良かったお友達の名前。
小学校は別になってしまった、とても仲の良かった子の名前です。
娘はやはり、まだ、クラスに馴染めていないだけなのでしょう。
自分は卒業してしまった保育園へとまだ通う下の娘を羨ましがる上の娘。
私も、小学生になった時、幼稚園の時は朝から晩まで遊んでたのに、なんで小学生になると勉強しなくてはけないのだろうと、感じた事があったのは覚えています。
お友達がいないわけではないけれど、保育園の時のお友達がまだ恋しくなってしまう。
勉強をしなくてはいけない環境がまだ少し疲れる。
体育など、苦手な授業も受けなくてはならない。
ちょっと怖そうな上級生だって歩いてる。
少しずつでも色んな色んな理由が合わさって、学校に行くのが“ものすごく嫌”になってしまう。
その“ものすごく嫌”なものを乗り越える原動力となる程のお友達がまだいない。
ポイントはやはりお友達なのだろうと。私は感じました。
折しも、そんな娘の為にと２週間前くらいから企画していたのが、クレープパーティーです
娘の仲良くなりたい子に招待状を渡し、来てもらうことになっていた、この企画。それが週末でした。
娘の不登校を受けて、私がこのクレープパーティーに望みをかけ、必死になったのは言うまでもありません。
パーティー開催の土曜日。
親御さんは抜きで、娘のお友達だけ家に来てもらうというのは初めての事でした。
親御さんが来ないというのは、家の掃除が行き届いてなくてもまあいいかと思える気楽さはありましたが、子供たちを一人で見れるのかとても不安でした。
ですが、迎えた当日に、そんな不安は全く必要なかったと分かりました。
１年生って、もうだいぶお姉さんですね
私は出る幕なしで、子供達同士、仲良く遊んでいました。
ワイワイしている様子が本当に可愛くて。癒されますし、見ている側も元気が出てきます。
ただ、クレープをつくるぞ～！の時間は私の出番です
生地は事前に焼いて用意もしてありましたが、自分で焼きたいかな？と思い、ある程度は焼く前の状態で残しておきました。
思った通り、生地焼きも、やってみたい！との声があがり、子供達にも焼いてもらいもました。
小さいフライパンで、小さい生地にしたので、子供でもひっくり返しやすかったと思います。
もちろん私がそばについて手伝いました。
１枚で、もういいや～の子もいれば、２枚焼いている子もおり、あとは思い思いの具材を包んで楽しんでいました。
一枚目はくるっと出来ない程にもりもりの子も
個性出てて楽しいです
クレープが終わった後、プラバンでキーホルダーづくりなどもやり、時間がたつのは本当にあっという間。
もっと早くから集まってもらえば良かったなぁと思う程です。
私もとても楽しい時間となりました
集まった子の中に一人、弱虫ペダルを知っている子もいました
その子は９つ上のお姉さんと７つ上のお兄ちゃんがいるらしく、アニメも見ているようです。
リビングの私の東巻コレクションを眺めて、この人(東堂の方)、私も好き～なんて話してくれました。
１番好きなのは真波で、２番が東堂なのだとか。ついで今泉らしいです。
ちなみに巻ちゃんは「きもい！」と言われてました。笑
ポケモンも好きらしいく、コレクションケース下段に並べてあるポケモンの小さなフィギュア達も眺めてくれてまして。
ポケモントークにも花が咲きました
クレープやプラバンの時以外は、娘に「ママはあっち行ってて」言われたので、私は自由にさせてもらっていましたが。
実は後から聞くと、寝室のベッドで飛び跳ねたりもしたのだとか
「もう次はやっちゃダメだよ～」と厳重注意です
とは言え、まだ正直に話してくるあたり、可愛いもんですよね。
今回お友達が来て、何より良かったのは、娘が本当に元気に遊んでいた事です。
娘本人曰わく、自分は学校ではもっと静かなんだとか。
お友達とも仲良くなってきたんだし、静かにしてる事はないから。もっと元気に遊んでおいでと私は娘に言いました。
そんな週末を終え、今日。
先生から連絡ノートに『今日はあいちゃんも少しスッキリした様子でした』『クレープパーティーのお話を学校でもしていました』等々のお話を頂きました。
娘の担任の先生。
本当によく娘を見てくださって。頭が上がりません。
先生は、私に、自分も長女が一年生の時、心配が絶えませんでした。一緒に頑張りましょうと、事ある毎に声をかけてくださります。
もう何度も何度もお電話を頂いてますし、連絡ノートのやりとりもけっこうな量になりました。
娘がお休みしてしまった日も、クラスのお友達全員からのお手紙をわざわざ家に届けてくださったのです。
こんなに周囲からの優しいサポートをしてもらえて。私も娘も本当に恵まれているなと思ってしまいます。
娘にも頑張って欲しいし、私も親としてもっと成長したい
周りの人のあたたかさに触れる度に思います。
週末のクレープパーティー、娘のちょっとした一歩に、なっていれば良いなと思います。
