相変わらず嫌々期絶頂の下の娘。
昨日の朝、保育園に向かうため、地元の駅で電車に乗ろうとしたところ…電車とホームの間に落ちかけました
いつも電車の乗り降りの際にはホームと電車の間に気をつけるよう、娘達にも「ぴょーんってまたいでね。ほら、ぴょーん!」と言っています。
ですが、いつも通り「ぴょーん」と言っていても、そして子供はやっているつもりでも、落ちる時は落ちる。そんなもんです
なので、もちろん必ず手は繋いでおります。今回も手をぐいっと引っ張り上げたので、“落ちかけた”で済みました。
実は上の娘も、今の下の娘と同じくらいの時期(2、3歳)にホームと電車の隙間に落ちかけています
やはり、手を繋いでいたから大丈夫でしたが、本当にヒヤッとしました。
大人でも落ちそうなくらいの間隔がある駅もありますよね
私の職場のあるJR飯田橋駅なんて、太い私でもするりと落ちる事が出来ちゃうくらいの幅があります見るからに危険です
しかし、今回もそうでしたが、見た目はたいした幅ではない、ほんの僅かな隙間でも、子供って、するりと入ってしまうんですよねこわいです
下の娘が落ちかけた時も、非常にドキッとしましたが、落ちなくて良かった
ですが、ほっとしたのも束の間。
下の娘が「いっちゃった~」と声をあげました。
えっと見れば片方、靴が靴下もろとも脱げてしまっているではありませんか
急いでチラリと見ると、やはり、電車とホームの隙間、線路に落ちている
見えましたが、もちろん取れません
急いでいる朝ですし、そのままその電車に乗って保育園のある駅まで行きました
(ちなみに靴が片方なくなってしまった下の娘はその後は園までずっと抱っこです。)
下車した駅の駅員さんに事情をお伝えし、脱げた靴は拾って頂けたので、仕事も終わり1日の帰りには受け取る事が出来ました
駅員さんに感謝です
その靴を落とすというハプニングの時、一緒にいた上の娘。
保育園で「今日まいちゃん(下の娘)、電車乗る時にね、落ちて(正確には落ちてはいないのですが)靴なくしちゃったの!」とお話しまくりだったようです
その日、お散歩に出たり園庭に出る際には保育園で靴をお借りしなくてはなりませんので、下の娘のクラスの先生には私からも今朝の出来事をお話しておりました。
が、仕事を終え、お迎えに行った頃には上の娘のクラスの先生方などにも話は行き渡っておりました
「まいちゃんにケガがなくて良かったですね~」と、声をかけて頂き、そこでしばし“電車とホームの隙間”の話に。
上の娘(あい)が「あいちゃんも昔落ちたの!」(←前述した通り“落ちかけた”だけです)と言うので、私が「あいも昔落ちかけたんですよ。手を繋いでたので大丈夫だったんです。」と言いました。
すると先生が「私も昔ほんとに落ちました!」とおっしゃりました。
思えば私の姉も落ちた事があるので「うちの姉も落ちましたよ!」と言えば、先程とは別の先生が
「私も落ちましたよ。足がガーってなっちゃって。痛かったです。」と、本当に痛そうな話に
次々に、私も、私も…と声があがるので、思っていたより電車とホームの隙間に落ちる、落ちそうになる方って多いのかもと思った瞬間でした。
かく言う私も、その隙間に、靴を落とした事があります
まだ独身の頃、渋谷で当時姉と一緒に通っていたワインスクールの仲間と、ワイン勉強会と題した後半は単なる飲み会に行った帰りの電車での出来事
姉とワイワイ帰った思い出深い夜です
その日、姉も私もかなり酔ってました
終電も近い、めちゃめちゃ混んだ京王井の頭線。ドアの近くに乗っていた為、駅に着く度にもみくちゃになりながらホームに降りたり乗ったりしていたのです。
そこで私は片足が隙間にはまり、コロッとパンプスがぬげてしまったのです
「やだ~!落ちちゃったよ~!!」と言う私に対して、姉は「わー、大丈夫??」とか言いつつ、かなり笑っていました。
「大丈夫じゃないんだけど!靴なくなっちゃったよ!」と、私も大丈夫ではないと言いつつ、かなり笑っていました。
笑うしかないのもありますが、お酒入ってるので、二人ともたぶん愉快な気分だったんですね
笑っているうちに、数駅先の駅で、今度はパンプスどころじゃなく、姉が隙間に落ちたのです
今度は笑えない
すっぽりはまった姉を、周りにいた男性が二人くらいでとっさにすくい上げてくれ、事なきを終えました。
一瞬の出来事でしたので、電車が止まったり遅れたりする事もなくすみました。
救ってくれた男性の方々に感謝です。
本当に一歩間違えれば大惨事ですよね
そんな事をがあり、一時は本当に青ざめましたが、酔っ払いな私も姉も「今日最悪じゃーん!」とか言いつつ、最終的にはぎゃあぎゃあ楽しく帰った記憶があります。
で、↑その翌日。
昼過ぎに起き、なんだか記憶が曖昧だったのですが、玄関に置いてあった、見慣れない、姉曰く“便所サンダルみたいなの”を見て、色々思い出したのです
パンプスが片方ないからと、駅員さんが青いサンダルを貸してくれたのでした。
記憶がぐちゃぐちゃしていましたが、姉もその青いサンダルを見て思い出したと笑っていました。
笑う姉の方も「痣出来てる~」と騒いでいたので、やはり落ちた時にどこかしらにぶつけたりしていたのでしょう。
私の靴と姉とが同じ日に落ちたということで、かなりインパクトある夜でした
本当に大事に至らなくて良かった
ちなみに後日、この出来事をワインスクールの仲間に話してからは、私達姉妹は“酔うと危険な姉妹”として、心配されるようになりました
さて、娘の落とした片方の靴は見つかり戻ってきましたが、私がその時落としたパンプスは結局、見つかったという連絡は頂けませんでした。
それもそのはず。酔っ払いが「何駅だったか分からないんですが、落ちちゃったんですよ!」と言ってても…ねぇ探していられませんよね
駅員室、隣の姉は確か「私は落ちたんですよ!」とか言っていた気が……
とんだお騒がせ姉妹でした
若気の至りということで。お許しくださいと。
当時駅員さんにご迷惑をおかけした事を反省しておりますm(__)m
パンプスは見つかりませんでしたが、サンダル貸してもらえただけで十分ですよね
長い話になってしまいました
最後までお付き合いくださった方、ありがとうございます
そして、皆様も電車とホームの隙間にはお気をつけください