2日から4日にかけて、法事の為に父の実家(宮城)へ行ってきました
子供が生まれてから、旅行と言えば車で箱根(同じ県)か伊豆(お隣の県)だった私。
今回は久々の、子供達にとっては初の、遠出となりました。
主人は仕事があり家で留守番だった為、私が一人で子供達を連れて行かねばならず。もう~悲しくなるほど疲れました
って愚痴から始まってしまいましたが、久々に訪れた父の実家。子供も大はしゃぎ。父の実家、土地柄とにかく広いんです。どれくらい広いかと申しますと、私の家の建坪より広い犬小屋があり、そこにゴールデンレトリバーが一匹、のびのび飼われているくらい。
子供達は母屋の長い縁側を走り回って喜んでいました
私も久しぶりに会う親戚と酒を飲み交わし、とても充実した心あたたまる時間でした
さて、今回の宮城行き。私は必ず訪れたい場所がありました。
それは南三陸町です。車で20分程で着きます。
従兄弟と父母姉と私&子供達で行きました。
霧が深い日で、海の先が見えません。
前回、母と姉が来たのは1年前。まだ何もない状態だったそうです。
おそらく防波堤になるのでしょう。今は土がもられています。
「あの山の所にある白い建物、あれが学校で、そこまで津波が来たんだって」そんな説明を聞くと、海を見えなくするこの防波堤。果たして意味があるのかな?そんな疑問が湧いてきます。
海岸の近くにはあの防災対策庁舎があります。
GWだからでしょうか、けっこう人が集まっておりました。
姉は一年前にここを訪れた時、何故か涙が溢れたと言っておりました。
確かに足元からずーんと湧き上がる冷たく悲しい感覚を覚えました。
近くにあるファミマはまだプレハブ
『南三陸さんさん商店街』です。
仮設商店街。プレハブ小屋の集まりでも確かな活気を感じます。
ですが、まだまだ、“仮設”なのです。
この商店街に着く前に見たファミマもそうでした。“仮設”だらけ。
震災から何年たった??そう思わずにはいられません。
2020年の東京オリンピック。
それまでの5年の間に、オリンピックの為に、どれだけの建物、施設、道が完成するのでしょう。
対して2020年に、ここ、南三陸町はどうなっているのでしょう。
既に始まっているオリンピックの為の整備。そこにむけられたお金、人が東北にくれば、復興はもっと確実に進められるはず。
優先順位がおかしい!そう思わずにはいられませんでした。
ブログで政治についてとやかく言うつもりはないので、この話はここで終わりにしますが、南三陸町、行ってこれて良かったです。
色々な事を考える時間となりました。
父の実家へ帰る車の中、地震の話から箱根の火山の話になりました
「箱根は本当に危ないらしいわね」なんて言われると、先ほどまでとはまた一味違う胸が締め付けれれる感覚が私を襲います。
「箱根に何かあったら私•••マジで冷静でいられない!ほんとマジで!大好きな人ってゆうか大好きなキャラがいるから!!」と語るも、この私の感覚、もちろん誰も分かってはくれず。
「あ、そう•••キャラなんだ•••」と流されて終了。
でもやっぱり考えちゃいますよね?箱学は?東堂は?って心配で胸が潰れそうになります
巻ちゃんだって同じはずたとえイギリスにいる時でも、心配で帰国しちゃうんじゃないでしょうか
話が大きくそれてしまいましたが、最後にひとつ、今回教えてもらってきた新しい宮城の“いいもの”をご紹介します
『坊っちゃん石鹸』です。宮城の伝統的製法で造った無添加石鹸。地元では皮膚科にも置いてあるとか。
お勧めされて、入浴時に使ってみるとなかなか良い感じ
通販でも買えるのを確認しましたが、せっかくだからと、姉と近所のお店へ行ってお土産用にゴロゴロ買ってきちゃいました
そしてこれ、父の実家ではネットがかけられ置かれていました。そのネットが余計にさわり心地を柔らかく、泡立ちもまろやかにさせている感じがします
やはり姉もそのネットが気になっていたらしく、2人で「あのネットはどこのですか?どこで買えますか?」と尋ねました。
するとなんと三角コーナーなどの水切りネットだとの事高価なものが溢れている家なので、すっかり特別なネットだと思っていた私も姉もびっくりです。
セブンイレブンで売っている水切りネットだと聞いて、姉とセブンにも行ってネットも購入
これで泡立ちまろやか無添加石鹸のセットをゲットです
家に帰り、石鹸をネットに入れて完成
めちゃくちゃ疲れましたが、充実した2泊3日でした