東日本大震災から三年。
ということで、今日は少しマジメな話を書いてみようと思います。
三年前、私は、上の娘が生後半年の頃でしたので、今のように育児休業中でした
近所のスーパーに買い物に出て、帰り道、ぐらぐらっときて。
あまり経験のない揺れに驚いたものです。
きっと屋内に居たらもっと揺れを感じたと思います。
家に帰りテレビを付け、報道を見て、時間とともに明らかになってくる被害。
忘れられません。
父の実家が宮城ですので。
幸い内陸部なので、津波など被害は免れたものの、心配でした。
そして、原発…。
赤ちゃんにミルクを飲ませる水を確保するために必死になりました。
計画停電の間の不安。やはり忘れられません。
それでも、自分なんて、まだまだ全然良い方ですよね。
なのにあの頃、子供がいなければ、ボランティアに行くのに！とは思いつつも、自分の家族の事で精一杯でした…。
東北で被災された方々を思うと、言葉が続きません。
今日はテレビをつけると震災の事が流れているので。
何度も涙が出そうになりました。
私は日本が好きです。
日本人で良かったと思っています。
…原発の事故がなければ、もっと復興は進んでいたはず。
地震は天災。でも、原発は…。
原発の事故さえなければ…。
きっと多くの皆さんが思われている事だと思います。
小学生の頃、発電所の事を学んだ時の事を思い出しました。
正確には覚えていないし、知識として間違っているかもしれませんが、私が学んだ時は確か…
水力は発電所を作るときの自然破壊がすごい。
火力は二酸化炭素の排出が問題。
原子力は原爆のあの原子力なので、危険をはらむと。
それを聞いて少し怖かったのは覚えています。
当時は風力・太陽光での発電は、これから期待出来る方法として紹介されていた気がします。
確かそんな風に教わりました。
そして、ドラえもんの映画で出てきた『太陽光発電のパネル』。未来の世界を感じました。
今やもう一般の家庭の屋根で太陽光発電をする時代になったのです。
エネルギー問題、何とかならないものでしょうか。
積み上げられた復興義援金、ちゃんと運用してくれと心の底から思います。
私、選挙権を行使しなかった事は過去に一度だけ。
産後の入院中だった為、投票を諦めた事はありましたが、それ以外は事前投票を利用するなどして、必ず投票しています。
それくらい、人並みに政治への関心は持ち合わせているつもりです。
現状をどうにかしてくれと、切に願います。
私一個人に出来る事はなんだろう？
…今、すぐには思い浮かびません。
東日本大震災。あれからの日々、自分は日常を取り戻してワインを飲んだり、好きな漫画を読んだりしています。
けれども、まだ日常を取り戻せていない方々がたくさんいらっしゃるという事実。
決して忘れているわけではありませんが、日々の暮らしの中では頭の隅に追いやられている事実。
3月11日。
今日はその事実に向き合い考えます。
三年前、何も出来なかった自分。
これから何が出来るのでしょうか。
やはり大それた事は思い浮かびません。
東北の物を買う、たまには募金をする。
そして私達の思いを形にしてくれる代表を選ぶために選挙に行く。
そんな事でしょうか。
せめて三年前の出来事を忘れずに過ごそう。
そう思います。
それから、また起こるであろう地震への備え。
今日はそれをもう一度見直す良い機会です。
三年前に買った、リュックに入った防災グッズ。
中身は何が入っていたか、すっかり忘れて思い出せません
中身、見てみようと思います
