今更ですが……コロナがまたものすごく怖くなってきてしまって。
再び今、出勤するのがとても嫌になるほど考えてしまうようになりました。
今まで、私の一番身近で感染してしまった事がある方と言えば、下の娘の保育園の頃のお友達のママでした。
そのママは医療従事者でして、感染経路は職場。
幸い家族は陰性で、そのママだけ入院。二週間熱が下がらなかったと聞きました。
緊急事態宣言中の、5月のお話です。
娘もですが、私もママ友として仲良くさせて頂いている方ですので、緊急事態宣言解除後、落ち着いた夏の終わり頃から何回か遊んだりし、一番直近ですと12月の始めに会いました。
年が明けたらまたお会いしましょう~なんてお話もしていたのですが。
先日、そのママの職場から改めて、しばらく家族以外の人との接触を出来るだけ避けるようにとお達しがあったとのこと。
年明けまた~は、落ち着いたらまた、に変わりました。
おそらくそれが、今までの私にとって一番身近に感じたコロナです。
ところが今、それ以上に気持ちの引き締まる事が起きています。
今週末(明日土曜日)、上の娘の一番仲良しのお友達2人と我が家でクリスマス会をやろうと話していました。
こんな時期ですので、換気もするから、暖かい服装で~等々を親御さんに連絡しつつ、プレゼント交換用のプレゼントを買いに行ったり、家の中をクリスマスっぽくしたり、準備をしておりました。
お友達のお母さん方も喜んで協力してくださり、集まるのは子供達だけですが、お菓子を持たせます、ドリンクを持たせます等々言ってくださったり。話は進んでおりました。
ところが昨日、一人のお友達から、都内勤務のパパが熱を出してしまったので念の為、クリスマス会は辞退させてくださいとの連絡が入ったのです。
私は当初、ご主人の熱だけでしたら、様子を見て、なんならクリスマス会は来週にずらしてもよいのではないかという提案もさせて頂きました。
が、最初の連絡を頂いた数時間後、続いて頂いたのはご主人のPCR検査の結果が陽性だったというお話でした……。
お友達とママは今日、自分達もPCR検査を受けるとおっしゃっていましたが、その結果に関わらず、濃厚接触者なので二週間は自宅待機となります。
ちょうど私は昨日、娘達の保護者面談の為、小学校へ向かいました。
面談の順番がその日のトップバッターな事もあり、学校へ向かう時に、下校中の娘やそのお友達とも会い、挨拶に加え、一言二言交わしたところだった、そんな日の出来事です。
お友達も楽しみにしてくれていると、ちょうど言葉も交わした後でしたので……とても苦しくなります。
そのお友達は、来週のクリスマスイブの日、習っているダンスの発表会があるそうで、我が家の娘達も観に来て欲しいとお呼ばれしていました。
その発表会も、欠席せざるを得なくなります。
学校でも、冬休みに入る前の1日は、クラスでクリスマスパーティーと題して4時間もの枠を使い、皆でゲーム等をするそうです。
当然、学校をお休みしなくてはならないので、そのパーティーにも参加出来なくなります。
今、もっともっと辛い、悲惨な状況はいくらでもある。
お友達のお父さんはとても軽症らしいので。命に関わっていないだけ、ずっとずっとマシ。
それはちゃんと理解しているつもりでいます。
ですが、ごくごく身近の、娘の一番のお友達の笑顔が消えてしまうその瞬間を目の当たりにしてしまったような、そんな感覚的に陥った私にとって、今回の出来事はもとてもリアルに大きく心に響く結果となったのでした。
お友達のお母さんは、私に対しても、ご迷惑をおかけしたと謝ってくれるばかりです。
迷惑なんて事は全くない。今は誰がなってもおかしくない状況ですし、何より一番辛いのはご主人本人やその家族なのだから。気にしないでください、落ち着いたら必ずリベンジの会を開きましょう!と。今はそんな気持ちを伝えるしかない状況です。
お友達自身のPCR結果がどうであったか。
それはまだ伺っておりませんが。
ただ、上の娘のクラスだけ、今日は何故か“いつまた学校に登校出来なくなっても良いように”と、学校に置いてあった教科書や絵の具、習字道具等々、出来る限りのものをお持ち帰りさせられてきました。
下の娘はいつも通りでしたので、持ち帰りの荷物の差は私の不安を掻き立てるばかりです。
そのお友達ですが、実は学童も上の娘と同じで、本当にいつも一緒に遊んでいる子なのです。
お友達のお母さんは今日、学校や学童にも連絡をするとおっしゃっていたので、学童の先生方も状況は把握されているはず。
私が学童に娘をお迎えに行った時、上の娘のお持ち帰りの荷物の量に驚いていると、学童の先生も、やんわりと、でも明確におっしゃっていました。
「すぐそばまで来ていますね」と。
コロナ禍。
それでも子供達は元気です。
楽しく学校に通っています。
元気ですが、我が家の娘達は喘息の治療中で、特に上の娘はこの時期毎年のように症状が悪化。
今もかかりつけの医者から機械を借りてきて毎日朝晩、薬の吸入を行っています。
コロナと喘息、嫌って程のサイトを見てしまい……不安になったりもしつつ、気持ちが落ち着ける情報を見つけて冷静に戻ったりの繰り返しです。
自分が感染したら、子供達が感染したら、主人が感染したら……今までもたくさん考えはしましたが。
今までよりもよりリアルに考えています。
いくら考えたところで結局、とにかく予防を徹底するしかありません。
子供達は出来る限りの学校生活、お友達との日々を送ること。
主人と私は、もうこの時期ですから。仕事を全うして年越しを。
それを願うばかりです。
元気に年を越し、皆が落ち着いたら、クリスマス会リベンジパーティーを開いてあげたい。
気持ちを強く持ってしっかり頑張ろう!
そう自分に叱咤激励する一方、本当に、じわじわと、そして確実に、コロナの脅威がもうすぐそこに来てしまった事も感じます。
怖いです。