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弱虫ペダルRIDE.827『解放』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今日も暑いですねー!
夏は好きだし、暑さにもわりと強い方なのですが。それでもまだ7月上旬のこの気温。この先どうなるのか不安になるくらいの暑さだなと思います。
さて、そんな暑い日だからこそ!今日は木曜日ですし、週刊少年チャンピオンの弱虫ペダルを読んで気合いを入れていきたいですね♪
というわけで、以下は今週の弱虫ペダルのお話に入ります。
内容と感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください。

 

 

 

 

『◎残り300m、引き寄せたリード!!』と綴られ始まる今週の弱虫ペダル。
先頭を争っていた4人の中から、雉が一人、先行する状態になりました。

雉「本能と衝動だッ!!」

観客は口々に言います。
「ゴールまでのこり300mを切る!!」
「後ろの3人を突き放す!!」
「群馬陵成、雉弓射!!」

雉はぎゅっと下ハンドルを握ります。

雉(今がそのキッカケ!!)

雉の走りに観客は沸きます。
「あいつ…全然馴染みのないジャージだ」
「今年初出場のチームらしいぞ」
「なのに、あいつ…ハコガクと総北をおさえて__今日__1日目のスプリントも獲ってる!! 更に今、ゴールも獲ろうとしてる!!」
「え、同一人物!?」
「スプリント獲ったヤツがゴール前にいて、ゴール狙ってんのか!!」
「踏み止めない!! 加速する!!」
「勝負を決めにかかる!!」

雉はゴールに向かって走ります。

雉(踏むヨン!! 全身で!! 近づけ、ゴール!!)

 

 

ここで場面は、後ろの三人に移ります。
横並びになっている三人。

今泉(本気で踏んでる!! 群馬、雉。直感でワカる!! あれはゴールを獲りにいく踏みだ!!)

悠人(いや、ヤバイでしょ、フツウに!! フツウ300m手前から踏んだりしない。長すぎるから!! このことすね、銅橋(バシ)さん__スプリントのあと、銅橋(バシ)さんが言ってた。)

銅橋の言葉を思い出す悠人。
銅橋は『気をつけろ、悠人。いいか、あいつは__あいつにはロードの常識が通用しない!!』と言っていました。

悠人(つかまえる!! 今すぐゾーン5まで入れて!! いや!! けど!! 敵はひとりじゃない!!)

悠人は隣をちらりと見ます。
真横には御堂筋がおり、その向こうには今泉も走っています。

悠人(ここはゴール前、300mを切ってる!! 一寸(ちょっと)でもヘタに動けば、この人らにモッてかれる!!)

そんな焦りと緊張が漲っている中、不敵な笑みを浮かべる御堂筋。

御堂筋(ショウゥ、リィ!! 動いたァ!! 雉キュウゥイ!! やっぱり動いた…!! 予想通りやぁ!!)

ベロリと舌を出します。

御堂筋(感覚?衝動?セキズイ?知らん知らん知らん知らん。知らん知らん知らん。ドゥでもいい、そんなもの。理由なんてドゥでもいい!! ドゥでも!! 最悪なのは4人でゴールになだれ込むことやった。けど出た!! 1人!! 安定の『4』は崩れて__『3』になった!!)

パチッ、ガシャンと御堂筋がギアチェンジし、前に出ます。

悠人(!)

今泉(!)

御堂筋(誰でもよかった。けどキミが一番よかった!! これでようやく!! ボクゥのォ__)

御堂筋が太もものテーピングを解きます。

悠人(え)

今泉(な)

御堂筋(新しい姿が解放できる!!)

走りながら、目を見開き、大きく手を広げる御堂筋。
顔が強調して描かれています。
そして次の瞬間、その大きな顔を突き破って中から出てきたのはなんと!
小学生の頃でしょうか?小さな御堂筋です。

現れた幼い御堂筋。
キョロキョロしながら言います。

御堂筋「なんやの…サドル高こうてこれ…なんやの。けど…」

そっとフレームに触れる御堂筋。

御堂筋「フレームのサイズは小さくて…ちょうどええかも…」

少し頬を赤らめニコッと笑います。

そんな御堂筋の変化を少し後ろで見ていた悠人と今泉は驚きます。

悠人「何だ、御堂筋さんの脚から外した布状のものが一瞬__砕け散る仮面の破片に見えた__!?」

今泉「御堂筋のプレッシャーが変化した。何だ、まるで、いや、そんなワケない。純粋な__全てを楽しむ幼児期のそれのように!!」

幼児期の姿になった御堂筋。
一瞬にして雉に並びました。

雉(え!?)

それを見た観客も沸きます
「きょっ…京都が群馬に追いつく!! 一気に!!」
「並んだ!!」
「すげぇ」
「異様な加速」
「ていうか、京都の選手って、あんな小さかったっけ?」
「子どもみたいじゃない?」
「え!?」

雉も変化した御堂筋に驚き、声をかけます。

雉「キミ…誰?」

はにかむように微笑みながら、御堂筋が言います。

御堂筋「ボク…み…御堂筋翔や。自転車で一番をとると、お母さんが喜ぶんや」

『◎御堂筋、シン脱皮!!』と綴られ、今週はおしまいです。

 

 

 

 

御堂筋の進化!そうきたかー!!
毎回毎回ものすごい進化を遂げてきた御堂筋。
今年はもう人外しかないかと思っていましたが。まさかまさかの幼児化!!
余計なものは削ぎ落とし、残ったものは純粋に自転車を楽しむ心。母を喜ばせる走り。
なんかこの進化というか脱皮?御堂筋の背景を考えると泣けてきますし、何より小さな御堂筋、めっちゃ可愛いんですけど!
これでゴール前を走るのですか!? この先、計り知れない…。どうなるのでしょう。
御堂筋がこの新しい姿を解放するにあたって、直前に思っていた事も気になりました。
『誰でもよかった。けどキミが一番よかった!!』って。雉が一番良かったと思っているのは何故なのでしょうか。
雉が一番、今までの御堂筋を知らないから?雉が一番、直感や本能で闘うタイプだから?
私はあまりにも幼児化した御堂筋が可愛らしいものですから、今泉とかだとちょっと恥ずかしかったりするのかな?とも思ってしまったのですが。
御堂筋の事ですから、この後の走りで、幼児化した自分は雉のような走りをするタイプの選手との相性が良いと分かっているからそう思ったのかなぁなんて考えました。
もしそうであれば、ゴール、御堂筋が獲るという可能性がぐーんとアップしますよね。
というか、御堂筋翔くん、『一番をとると、お母さんが喜ぶんや』だなんて。母性にドストライクで反則級の台詞ですよ!
そんなん言われたら、もう~ゴール獲らせてあげたくてたまらなくなってしまうじゃないですか!
私は鳴子と杉元の想いも背負った今泉を応援しているはずなのに。ここ数週間、ゴール前を走るキャラがそれぞれクローズアップされる度に心が揺さぶられっぱなしです。困りました~。
それにしても、今週の御堂筋の進化というか脱皮、解放のシーンはすごかったです。
私も御堂筋のエピソードは楽しみにしていましたが、渡辺先生も見どころの一つにされているのでしょう。
先ず見開き2ページを使って解放前の御堂筋が大きく描かれ、ページを捲ると、また見開き2ページを使って幼児化御堂筋が出てくる脱皮の瞬間のシーンが描かれる。
そんな2コマに合計4ページも使う描かれ方は圧巻です!
今週の本誌は是非是非皆さんに読んで欲しいなと思いました。
ただ、御堂筋解放の今週。本当に充実はしていますが、今日も体感は5秒って感じで。
とにかく来週が待ち遠しいです!

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