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弱虫ペダルRIDE.722『本田、吠える!!』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

あたたかくて気持ちの良い日ですね✨
花粉さえなければ!と、付け加えたいところですが…

さて、今週も木曜日がやって参りました❗️
週刊少年チャンピオンの発売日です🎶
なので、弱虫ペダルのお話をしたいと思います。
以下は今週の内容や感想になりますので。本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗️

 

 

 

今週の弱虫ペダルは、『◎総北、まさかのピンチ…!?』という文字が綴られ始まります。

今泉と小野田、総北の二人が集団から飛び出さないのには理由があると見抜いた鴨川高校の本田は、自分が集団から飛び出しました。
彼を見た観客が、『鴨高本田がとびだした!!』『前年インターハイ全国制覇の総北2名は動かない!!』と声をあげています。
そんな観客の声にこたえるかのように、本田は言います。

本田「ちがう!! もう余裕がないんだ総北は!!」

本田の走りを見ている観客は口々に言います。
「速いぞ、本田」
「みるみる加速する!!」
「まさか__今年のインターハイ千葉県代表で走るのは鴨高__鴨川高校なのか」

 

加速した本田はとうとう先頭を単独で走っていた鳴子に追いつきました。

観客「先頭で1人逃げてた鳴子をとらえた」

追いついた本田は鳴子も抜かそうとします。

観客「鳴子はここまで1人で逃げてきてるから、さすがに体力限界なのか」

観客の声は鳴子にも届いており、鳴子は心の中で答えます。

鳴子(く!! 限界ちゃうわ!!)「うっ」

鳴子のすぐ後ろに迫った本田は言います。

本田「兄貴たちの夢、インハイ出場。その夢オレが叶える!! 見える……!! 見えるぜ!! このレースで優勝し、皆に祝福され、華々しくインターハイに向かうオレの未来のビジョンが!!」

本田は自分の優勝する姿等々を思い浮かべながら走り、鳴子を抜きます。

観客は言います。
「強豪総北の鳴子を抜いた!!」
「地元鴨高本田、トップに躍り出る!!」

鳴子「くっそ本来抜かれるとこちゃうわ!!」

声をあげた鳴子を振り返り、本田が言います。

本田「もし、ボトルの水が十分にあったら__か?」

鳴子(!)

本田の指摘通り、確かに鳴子の水も空になっています。

本田「今日は予想以上に暑くなった。疲弊するのもわかる。本来の力が出せないからな。オレたちは地元だから。今日はこういう暑さになるのではと準備していたがな」

得意げに告げる本田のボトルには、まだ水がたっぷり入っています。
本田はさらに加速しながら続けます。

本田「オレは本田兄弟随一のキレ者、三男本田亨三だ。覚えておけ!!」

本田はさらに加速します。

本田「そうだ…きっとそうだな。インハイの順位の権利は県ごとにあたえられるだろうから、オレたちはヒトケタ。オレはゼッケン1だな!!」

本田は自分がゼッケン1をつけている姿を想像しながら走るのでした。

 

 

ここで場面は、小野田と今泉の走る集団へと移ります。

沿道からは観客の声が聞こえてきています。
「総北!!」
「総北!! 1人有力選手出てるぞ!!」
「動け、総北!!」
「何やってんだ!!」

そんな声が飛び交う中、それでも動かない今泉と小野田。
二人を見た一人の男性客は言います。

男性客「オレは総北の圧勝を見にきたんだぞ!!」

今泉・小野田「………」

男性客「何だよ、くそ!!」

総北の圧勝を見に来たというその男性客は、かぶっていた帽子をとると地面に叩きつけて悔しがります。

頑なに沈黙を守る総北に、柏東の野村が話しかけました。

野村「何で動かない。動けないのか、総北、今泉!!」

今泉「……柏東…野村か」

野村「本来敵だからオレが言う事じゃないが、今日のおまえらおかしいぞ!!」

今泉「ああ、暑さが体にこたえてな。補給を待ってるんだ」

野村「待ってる!? やっぱり暑さでおかしくなったか。補給所はこの先だ!!」

今泉「……」

野村「だから前だ!!」

今泉「ああ、心配するな。オレたちの補給は、うしろなんだ」

野村は思わず後ろを振り返ります。

野村「うしろ?誰かが運んでくるってのか?そんなのできるわけねぇだろ」

今泉「ああ、うちのたよりない1年がな」

野村「!?」「1年!? 1年にそんな大事な役割まかせてんのか!?」

今泉「問題あるか?」

野村「大ありだろ!! まだ高校レースにも慣れてねぇ経験の浅いヤツが、うしろから荷物背負ってトラブルもおこさずに先頭集団(ここ)までくるなんて。不可の……」

小野田「あ、あの」

野村の言葉を小野田が遮ります。

小野田「たぶん」

野村「!」

小野田「大変な思いしてると思いますけど、来ると思います」

野村(!)

小野田「この役割の大切さはきっとわかってるから__今来てる2人は、この間の部内のレースでも__とても頑張った2人だから!!」

小野田の言葉が終わった、ちょうどその時です。
その二人の一年生、木中と六代が見えてきました!
六代はまだジャージを頭の方からかぶった状態のままです。

野村「!?」

誰かが『2人上がってくる。あのジャージ……総北1年だァ!!』と言っている声が響きます。

六代が木中を引き、登ってきた二人ですが、まず後方の木中の方が声をあげます。

木中「み……見えたぞ六代!!」

六代「がう!!」

木中「今度はちゃんと今泉さんたちがいる!!」

野村「き…来た。本当に…!! こうなることを見越していたのか、おまえたちは…」

今泉「…いや、全部じゃねーよ。この暑さは予想外だった。それと、あの二人羽織みたいなカッコウもな(笑)」

小野田「す、すごいカッコウしてるね、六代くん」

六代はハッ、ハッと息をついています。

小野田「でも、不思議と似合ってるね」

木中「追いつきましたァ!! 先輩ィ!!」

今泉「よく来た木中。ホメてやる」

今泉は木中の背中をバスっと叩きます。

木中「うおっ♡」「はいッッ!!」

木中は変な声をあげつつも、ビシっと背筋を伸ばします。

小野田「六代くんも、ありがとう」

六代「がう!!」

小野田「え!?」

木中「こ、これはですね、心配ないす!!」

六代「がう」

木中は六代のジャージを掴むと、『ビーストモード、解除!!』と言いながら、かぶっていた状態からもとに戻します。

六代「テ?」「あわっ、テッ、あわっ、あわっ、裏門坂さ…ああ、先輩っ」

小野田「すご」

今泉「曲芸か」

六代「どうして隣に!? テ!? あれ!?」

今泉はボトルの飲料を飲みながら言います。

今泉「さぁて、ゆっくりしてるヒマはない」

隣では六代が小野田にもボトルを渡しています。

六代「ど、どうぞせんぱい」

小野田「ありがとう」

六代(うおお~お役に立ててる~っテ!!)

喉を潤した後、今度は補給のゼリー飲料を飲み、今泉が言います。

今泉「捕まえなきゃならねェ。全開で!! 前を!! 行くぞ坂道!!」

小野田「うん!!」

木中「頑張ってください!!」

六代「くださいっテ!!」

今泉「総北加速だ!! ついて来い1年!!」

木中「……?」
六代「えっ?」

木中「えっ、えーーっ、オレ…らもついていくんですか」
六代「テ!?」

今泉「は?」

木中「いやっ、はい!? え!?」

今泉「あたり前だろ。鳴子に補給食は誰が渡す?」

木中「あ…や…でもさき程まで必死で追いついて…我々は……やっとの思いで、ですね」

小野田「なるべくついてきてください」

木中「ぐ…あ…はいっ」
木中は小さく答えます。

小野田「そしてうしろで見ていてください」

木中・六代(!?)

小野田「ボクたち総北が圧勝するところを」

『◎優しい先輩の強気な“圧勝”宣言!!』と綴られ、今週はおしまいです。

 

 

 

思った通りの展開になりました❗️
木中とロクちゃんが追いつき、そして総北は圧勝✨
なんて気持ちの良い展開でしょう✨
早く続きが読みたいですね🎶
ちなみに今週のサブタイトル、たぶん次週には一瞬で消えるであろう鴨高の本田くんの名前が入っています💡
私はあまり詳しく書きませんでしたが、本田くん、トップゴール決める瞬間だったり、表彰台で花を持って歓声を浴びてる姿だったり、色々想像しております。
儚き夢ですね……
そんな本田くん、鳴子に対して、自分達にとっては地元だから暑くなる事も予想済みで準備していたと話していましたが。
言っても同じ千葉じゃん!なんて、一瞬思ってしまいました💦
まあ、よく考えてみれば、同じ県内でも、けっこう距離も離れているんでしたっけ。
確かロクちゃん辺りが二時間くらいかけて来た~みたいな事を話していた記憶があります。
それに、私の住む神奈川県でも、湘南の海沿いと箱根の山じゃ気温も違いますからね…。
天候が良く分かってるというのは、ロードレースのような競技では有利なんですね💡
それから今回、ものすごく気になったのは、飛び出さない総北を見て、帽子を投げ捨てる観客。
すごいご立腹だったので……是非ゴール前に移動して、ちゃんと総北が圧勝するところも見て欲しいなと思いました!
私も早く圧勝ゴール、見たいです✨

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