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弱虫ペダルRIDE.567『つなげた想い』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

おはようございます🌞
今週も木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日がやってきました✨
明け方降っていた雨もやみ、良い天気になるようです。
暑くも寒くもなく良い天気……絶好のロード日和ですよね❗
というわけで、さっそくですが、今週の弱虫ペダルの内容や感想に入らせて頂きます。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください🖐

 

『◎助けてくれたMTB初心者の男…。その正体に気付いた鈴音は…!?』という文字が綴られ今週の弱虫ペダルは始まります。

小野田「良かったです。無事に渡せて」
息をつきながら言う小野田。

うつ伏せに転んだままの鈴音はそんな小野田を見上げて思い出すのでした。
小野田を雑誌で見たことを。
何の雑誌で小野田を見たのかを。
鈴音(はっきり思い出した。雑誌に載ってた顔。自転車の雑誌。この人、総北高校、小野田坂道__ロードレースでインターハイを2連覇した人だ!!)

ボトルが渡せて喜んでいた小野田ですが、鈴音の様子にはっとします。
小野田「えーーーけげんな顔!? 無事、あの…チェイサーさんにはドリンクを渡せましたよ!? 右手の方がドリンクでしたから…左手が水で…大丈夫…こう渡したから…はい、ちゃんとドリンクの入ったボトルの方を……まちがえずに……はーーーっ!そ、そういうことですね。早く手を貸しておこせと!! すいません!! 女の子を倒れたままにしておくとは何事だってことですね!!」

慌てて鈴音に駆け寄ろうとした小野田でしたが、鈴音が雷音に渡しそこねて落ちていたボトルを踏んづけてしまいます。
小野田「をーー!!」
見事なまでに転んでしまう小野田。
小野田「いたた、すいません」

小野田が一人漫才のような事をやっているうちに、鈴音は自分で立ち上がり、服の泥を払いながらじっと小野田を見つめます。

小野田「はっ、そ、それは怒ってる顔ですか。驚いてる顔ですか」
鈴音「すごく驚いてる」

呆然としながら、鈴音は雑誌で小野田を見た時の事を思い出します。

 

夜の帳が下りた吉丸鈴音の自宅。
リビングダイニングでは母親が食器を洗い、鈴音はソファーで自転車の雑誌を読んでいました。
そこへお風呂から上がった雷音がやってきます。
冷蔵庫からペットボトルをとり出しごくごく飲む雷音。
ソファーの鈴音は雑誌を見ながら声をあげます。
鈴音「うわ、見て、兄貴。ロードも2連覇だってよ。群馬県渋峠の劇的ゴールを制した__だって!!」
雷音「速報で見た。ったく!! 2連覇2連覇!! 流行りかよ!! オイッ!!」
鈴音は雑誌を見ながら続けます。
鈴音「へー、メガネの子だよ」
雷音「流行りのメガネ男子か!!」
鈴音「んーううん。そうゆう感じじゃない」
雷音「どーせ性格悪りーヤツだよ」
鈴園「そうなの?」
雷音「ロードは……ま、詳しかないけど、人数多いだろ?それまとめるってなると、ゴリゴリのパワハラ野郎になるんだよ!! たぶん。んなことより、オレは明日の練習にそなえて寝る!!」
部屋を出ていく雷音。
鈴音「そっか、ゴリゴリか………だんだんそう見えてきた」

 

そんな夜の事を思い出した鈴音。
小野田を目の前にした今、呆然としつつ、呟きます。
鈴音「ゴリゴリでもパワハラでもなかった」

小野田「!?」
言われた小野田の方はわけが分かりません。
小野田「ゴリゴリ?パワハラ?パリパリ?何かが?パリパリに?」
言いながら背負ったリュックのひもを見たりしています。

鈴音「あ」
突然大きな声をあげた鈴音に、小野田はびくっとします。

鈴音「ちがうちがう、そんなことはどうでもいい!」
大きく首を振って否定する鈴音。

小野田は余計に混乱します。
小野田「!? えーーと、次のセクションにいきましょうか。超テクニカル的なコースに……」
小野田が背を向けようとすると、鈴音が呼び止めるように言います。
鈴音「ありがとう。助けてくれて」
小野田が振り返ると、鈴音の真剣な眼差しにぶつかります。

鈴音「転んだ時は終わったと思った。お兄ちゃん、良い感じで雉にはりついてたから。私のせいでレース、終わっちゃう…って。いろいろ考えた。けど、あなたが走り出してくれた。レースをつなげられたこと、とてもホッとした。ありがとう」

鈴音の言葉を聞いていた小野田の顔に、笑顔が広がります。

小野田「自転車のレースは、本当にいろんな人の助けで成り立ってるって。ボクもこの2年間で知ったんです。だから、あの時はボクがつながなきゃって。気づいたら走ってました。とっさに。細い糸でもつながっていることが大切だって。それを大切につなげていくんだって。教えてもらったし。たくさん経験したから」
田所、金城、巻島、鳴子、今泉、手嶋、青八木、鏑木、杉本。
小野田は総北高校の糸で繋がったメンバーを順々に思い出すのでした。

小野田の心のこもった言葉に心を奪われる鈴音でしたが、今はレース中。
その場から走りだします。
鈴音「いくわよ、次のセクション」
小野田「はいっ」
鈴音(私、混乱してる__たまたま会った人がロードの2連覇の人で。その人がうちらをサポートしてくれてる、変な状況。見かけによらない人で、全然MTBのことわかってなくて。どんくさいけど。とにかく言えること、ひとつだけ___お兄ちゃん!! この人は、いい人だったよ!!)

走りながら綴られる鈴音の思いとともに、場面は雉にはりついている雷音へと移ります。

走りながらボトルをとり、ドリンクを飲む雷音。
雷音(ロード君!! おっまえは本当に、いいやつだな!! 助かったぜ、オイッ!! 何だろうな、このボトルから、おまえの熱みたいのを感じてる!! 気は伝わる!! いい気はいい気とまとまり、いい流れを生む!! ミスはするもの、起こるもの。大切なのはその対処。パンク、スリップ、メカトラブル。ピットエリアでのミス__けど、あいつがすぐさまカバーしてくれた。タイムラグなしに対処してくれた!! 失敗から回復する時のリズムと想いが、それまでの流れを変える!!)「MTBはたった1人で走るスポーツ。だが!1人で走るために、準備とミスとトラブルを、たくさんの人が支えてる!! そいつを実感すると、力が湧くんだよ!! オイッ!!」
雉「何それ、ひとりごと!?」
雷音「いいや!! おまえを抜く合図だ!!」
言いながら雷音はカーブで雉よりさらに内側に入り込んでいきます。
驚く雉。
雉(片足を地面に着けて、狭いコーナーを内側から強引に!! 足を軸に__バイクを回転させるように前に出た!! 吉丸雷音!! 最も得意な超テクニカルセクションで!!)

コーナーの内側をとり、雉の前に出た雷音は、雄たけびをあげます。
雷音「オイヤァ!!」

そんな交代劇を見た観客は声をあげます。
「吉丸、前に出たァ!!」
「2周目、また先頭入れかわる!!」
「何だったんだ、今のコーナリング!!」
「すげぇ」
「ありえない体勢で曲がったぞ」

雷音と雉の接戦は続きます。
雷音「オ、オオオ」
雉「く!!」

鈴音も叫びます。
鈴音「いっけぇ!!」

 

場面はスタート地点に移ります。
スタート地点で観戦している客はスマホで情報をチェックしています。
「吉丸が!?」
「抜いたって!! 登りも吉丸が先頭!!」
「え」
「下りも?まさか」

騒めいていると、誰かが叫びます。
「来たぞ」

2周目を終え、3週目に入るべく走って来た雉と雷音。
なんと、雷音が奪った首位をキープしています!

会場のアナウンスが告げます。
「3周回目!! 先頭で入ってきたのは吉丸雷音。雉を退け、前に出ている!!」

会場の観客も沸きます。
「このまま吉丸!! このレースでトップの座を奪い返すつもりだ!!」

『◎つないだボトルを携え、駆けろ吉丸!! 今度こそ約束を果たす時!!』という文字が綴られ、今週はおしまいです。

 

巻ちゃーーーん!!って。
東堂風に叫びたい(≧Д≦)
今週は小野田の回想でですが、久々に総北メンバーが登場してくれました✨
ただ順番に顔が出てきただけなのに、いっきに心が持っていかれるこの感覚。
やっぱり自分が好きなのはこっちなのだと再認識です。
小野田、ロードにカムバック❗❗
心底思います😣

まあ、MTB編も、楽しく読ませてもらってますがね……

そんなMTBなのですが。
たった1人で走るスポーツ。だけどやはり、たくさんの人に支えられてるって。
吉丸くん良いこと言ってました😌
それに、渡されたボトルから熱を感じるとか。
も~いかにも弱虫ペダルって感じの言い回し。
熱い感じ好きです😁
雷音はトップの座を奪い返せるのでしょうか!?
皇帝がこのまま黙って渡すわけはないですよね……
来週も楽しみです❗

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