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別冊少年チャンピオン8月号のお話 ☆ この時を待ってた!!(≧Д≦)

今月の別冊少年チャンピオン✨
弱虫ペダルスペアバイク100話に向けてのカウントダウンが始まり、表紙にはスーツ巻ちゃんが描かれ、私の大好きなキャラクター人気投票に、見開きページカラー化総選挙等々、楽しい企画が盛り沢山です😆
その辺の事も語り出すと止まらないのですが、本編もまた最高でしたので✨
先ずは今月のスペアバイク、内容と感想の記事を書かせて頂きます💨
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

SPARE.97『巻島裕介9』

『彼は歩む。イギリス、ロンドンにて__。』
そんな言葉とともにカラーで描かれているのはイギリス、ロンドンの街並み。
巻島裕介の住むマンション、彼の部屋の郵便受けにはごっそりと郵便物が届けられます。
そんな郵便受けのある一階に階段を降りてやってきた巻島は、郵便物に気づきます。
巻島「!」「郵便っショ…この柄の封筒は…アァ!! やっぱりショ。小野田からだ」
マンションから出て歩きながら封筒の名前を確認した巻島は言うのでした。

続いて、『トールウェッソン大学に進んだ巻島の生活は…!?』という言葉とともに、巻島がロンドンの街中を歩く様子が描かれていきます。
スーパーに入ると、兄からの頼まれものでしょうか?『コレだっけ』などと言いつつ品物を買い物カゴへ。レジで支払いを済ませます。
買い物を終えた巻島は、片手にスーパーのビニール袋、もう片方の手には届いていた郵便物を持っています。

巻島「こいつは戻って読もう」

そう呟いたと同時に、ビュウウっと強い風が巻島を包みます。

巻島「おっ、と。ヤベ、一瞬今、手紙が飛ばされそうだったっショ。ふぅ」

ため息をつきながら、先ほどの風で頭に被さるようになったコートのフードを退けます。

巻島「ていうか、このフード…何なんショ。風うけて体もってかれるショ」

巻島のコートは丈も長いですが、フードがやたら大きなつくりになっています。

巻島はそのフード付きのコートを兄から貰った時の事を思いだします。
兄は『着てみるか、裕介。うちの店で今一番評判の一着だ』と言っていました。
そして巻島は『まァ…貰えるんなら着る』と言って受け取ったとったのでした。

貰った時の事を思い出し、巻島は声をあげます。

巻島「コンセプトは“二人羽織”『2人分のフードを取りつけた』!? いや、実用は!? 何に使うショ、兄貴!どんな人気なんだ兄貴の店」

巻島は改めてコートをめくって内側を見ます。

巻島「和のテイストを意識__だとか言って、裏地は京都の町の碁盤の目をイメージって…結果コレ、見た目イギリスのギンガムチェック柄」

裏地を見ていた巻島は、小さく何か書いてある事に気づきます。
そして、兄が『ポイントは密かに入るワンポイントだ』と言っていたのを思い出します。

巻島「……」(駅名、入ってるし)
なんとコートの裏側、胸の辺りの高さに『KYOTO』と入っていたのでした。

巻島「和テイストも何も、兄貴、日本にいた時から、日本人としてもちょっと変わってたからな__。そんな兄貴が和を語るってのは一体どうなんだっていう…。まァ、ケド…正直…そんなデザインを…ちょっと悪くねぇなって……思ってるトコロはあるショ、オレ…」

再び歩き出しながら、巻島は兄の言葉を思い出します。
兄は『裕介もデザインやってみるか。才能あるぞ』と言っていました。

兄の言葉を思い出し、口元に笑みを浮かべた巻島は、急いで、否定します。
巻島「いやいやいや、オレにこんな変な発想ムリっショ!! オレ、ファッションセンスフツーだからな。おっと急がねーと朝メシの時間なくなっちまう」

ここに『独特すぎて自分ではフツーだと思っている』という注が入り、場面は、家に戻って目玉焼き焼いているシーンへと変わります。

 

目玉焼きをのせたフライパンを持ちながら、兄の部屋の扉をノックする巻島。

巻島「おい兄貴、起きるショ。できたショ」

扉の向こうで声がします。

兄「う……oh」

巻島「あ…オレ先食って学校いくからな」

兄「OK Sorry…昨日…all…テツヤで…」

巻島「兄貴の分、おいとくショ」

兄「Thanks……」

巻島は兄の分の朝食もテーブルに用意した上で、一人で朝食を食べながら、小野田から届いた手紙を読むのでした。

小野田の文章に返事をしながら、読み進めていきます。

小野田からの手紙『お元気ですか、巻島さん』

巻島「アア、元気でやってるショ」

手紙『早いもので、巻島さんが日本を離れてから7カ月が経ちました』

巻島「クハ…7か月か…そうだな小野田。早いな…」

手紙『こちらは桜が咲いていて、練習中もきれいです。鳴子くんが桜のきれいな公園を見つけてきてくれて、皆でメニューをやりながらそこまで走りました。』

巻島「へぇーー」

手紙『金城さんは静岡の大学へ、田所さんは茨城の大学へ進学されました。』

巻島「アア、金城から聞いてる。田所っちは…あれ?明早…落ちたのか?」

手紙『先日、青八木さんが田所さんの大学の引っ越しのお手伝いをされたそうです。戻ってきた青八木さんに感想をお聞きしたら』

巻島「ほー」

手紙『「大学は窓がでかい」とおっしゃってました(笑)』

巻島「クハ。何か想像できるっショ」

巻島は青八木が『……窓がでかい』と言うシーンを想像して笑います。

巻島「クハ…。ふー」

優雅にマグカップのドリンクを飲んだ巻島は、ふと時計を見ます。

巻島「ヤベ、もう時間。ゆっくり読みすぎたショ。続きは大学行ってからショ」

 

トーストを口に加え、兄にもらったコートを羽織り、カバンを持って外に飛び出す巻島。

巻島「あ、いや…せっかくだ。今日は昼からロード乗って走る予定にしてるから…行った先で持っていって、じっくり読もう」

そう言って、巻島は大学へ向かいます。

 

午前中の授業を終え、場面は午後、ロードで走る巻島へと変わります。

ピークスパイダーの異名通り、長い手足で左右に大きく揺らぎながら走る巻島の走りは健在です。

 

見晴らしの良いところで休憩しながら、小野田の手紙の続きを読みます。

手紙『ちょっと前のものになりますが、今回は写真を送ります。寒咲さんが撮ってくれました。』

巻島「クハ……なつかしいショ。みんなの…金城たちの卒業式…!!」

小野田から送られてきた、卒業式の日、自転車競技部の部室前で記念撮影した時の写真を眺める巻島。

巻島「あいがとヨォ…坂道」

そしてジャージの背中のポケットから、ゴソゴソと何やら取り出す巻島。

巻島「ア…そういや、もう一通来てたんだった、今朝…クハ…あいつ、手紙とは珍しいショ」

もう一通の手紙を開封する巻島。

巻島「何々?大学に入った?大学名は書いてねぇな。写真を送りたくて手紙にした?」

同封されていた写真を見た巻島に笑みがこぼれます。

巻島「へぇ……見たことない新しいジャージ…ショ。あいつ、ブルーのイメージ強いからな……けど、似合ってるショ。カチューシャも色合わせて変えてる。真っ赤なジャージか」

『◇遠く離れても、同じ空を仰ぎ見る__。』という文字が綴られ、今月はおしまいです。

 

 

出てきましたーーー!!巻ちゃん!そして東堂尽八です😆✨
真っ赤なジャージって。どんなんでしょう?✨
カチューシャも赤にしてるって事ですよね?
私も赤い東堂、イメージわかなくて、ドキドキします😆
でも巻ちゃんも似合ってるって言ってますからね!
そりゃあもうかっこいいのでしょう😍
巻ちゃん、その写真、独り占めしないでこっちにも見せて~と言いたいです。
先月までの田所さんのお話で、筑士波大には自転車競技部はないという事は分かっていますので。
東堂の赤いジャージというのは何でしょう?
チームのジャージではないとか?
でもどこかのチームのジャージのような気もするので……
う~ん、ものすごく気になります😣
そしてそして!気になるというか何というか、スペアバイクのこの流れ、巻島裕介編が今始まって東堂が絡み出したということは、100回の記念すべきお話で、東堂と巻ちゃんの再会が描かれるのでしょうか!?
これは期待せずにはいられませんよね!?
というか、期待でドキドキがとまらなくて💦ヤバいです💦
もし二人の再会が見れたら、その時の自分、どうにかなってしまいそうです。
嬉しさで心臓が止まるんじゃないかってレベルなんで。
なんだか緊張してきてしまいます😣

まあ、心臓止めにかかってきて良いので再会を期待しているわけですが(止めずに二人を見届けますから✊)。
それにしても今月の巻ちゃん、可愛さ炸裂でしたね😍
『兄貴、日本にいた時から、日本人としてもちょっと変わってたからな』等々。
最後に注を入れられてましたけども。
その前の段階から、巻ちゃん、自分もね!というツッコミをどれだけの読者が入れたことか!
そしてお兄さんのセンスをなんだかんだ言っても『ちょっと悪くねぇなって……思ってるトコロはあるショ』なんて言ってる巻ちゃんも可愛くて可愛くてたまらなかったです😍
極めつけはなんと!巻ちゃんったら、目玉焼きを焼いてるじゃないですか!
巻ちゃんが花嫁修業してる!!!って。
東堂に教えてあげたいです😆
お兄さんから貰った大きなフードのコートも!
そのフード、東堂と一緒に入る為じゃない?実用性あるよ?って。
もう腐女子脳全開になってしまいます😍
来月が待ち遠しくてたまりません~✨✨

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