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別冊少年チャンピオン7月号のお話 ☆ 胸熱!早くも来月が待ち遠しいっ!!

今月も別冊少年チャンピオンが読める日になりましたね😆
12日は日曜だから11日(土)に発売かなまろぁと思っていたら、10日だったので焦りつつも嬉しい限り✨
記事にするのは遅くなってしまいましたが、読んでニヤニヤしておりました。
というわけで…以下はスペアバイクのお話に入っていきますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

SPARE.116 筑波山5『エースじゃない』

筑士波大学の田所、東堂、修作。三人が鮮やかな赤いジャージに身を包んだ姿が見開きのカラーで描かれている今月(東堂かっこいいです😍)。
『◇戦局は中盤に差し掛かり…!?』と綴られ、物語は始まります。

レースは
2週目へと入る

全3周で
行われる この
『つくば山レース』は

1週目の尾根沿いで
小田城大学の
2名がトップに出て

その2名の『逃げ』を
許容し
集団はふもとの
平坦を静かに進んでいた

そんな言葉とともに、小田城大学の橋中と尾川先輩が『メチャクチャ調子いいんじゃないですか⁉今日!!』『計画通りだ!!』などと言って喜びあっている様子が描かれいます。

東堂と盾崎は
先頭2名を
見送ったあと

集団へ戻り

足を休め

次に来る
勝負のために
備えていた

集団に戻って走る東堂達が描かれ、そして、いつの間にか意気投合している荒北と修作の会話へと話が移っていきます。

荒北「登り以外はまあまあ乗れるじゃナァイ!! 修作!!」

修作「オレだってべつに初心者じゃないからな!! 靖友!!」「高校時代は別の……空手やってたけど……中学の時、尽八に自転車をおしえたのはオレだからな!!」

荒北「おお!? マジかよ!! おめーがあいつに登りを!?」

修作「ああ!! ……いや、それは…登りは最初からあいつの方が速かった」

荒北「あーーーそのパターンか。あいつそういうトコあるよな」

話の弾む二人を見て、集団に戻ってきていた東堂は驚き、田所に声をかけます。

東堂「田所迅?すごい組み合わせだな。いつの間に?」

田所「いや…最初は言い合ってたんだけどな」

そんな東堂や田所とは関係なく、荒北と修作の会話は続いています。

修作「尽八の実家の自転車知ってるか?すんげー音が鳴ってんだよ」

荒北「お!? その話、きいたことねーぞ。もちっと教えろ」

修作「『ギ~~~~』て」

修作が話を始めたその時、荒北の前を走っていた金城から声がかかります。

金城「荒北!!」

荒北(!)

田所(金城)

東堂「!」

金城「ゆっくり話をしてる時間はないかもしれないぞ。さっきから先頭が、ざわついている!!」

金城の言葉に、荒北の目がギラッと光ります。

そしてその時、東堂達の前方を走っていた盾崎が、新開に何か合図をしました。

その様子で、東堂はドクンと何かを察知します。

東堂(明早大盾崎さんが新開の肩をたたいた__!!)

金城「おそらくあれは」

荒北「アァ!!」「承知!! オレたちも見原サン連れて先頭アガんぞ!!」

田所「ヤバイぞ東堂!!」

東堂「ああ!!」「明早大が」

修作「え!?」

東堂「加速する!!」

言っているそばから、明早大が新開を先頭に加速を始めました。
あっという間に集団から飛び出します。
新開、福富、石垣、盾崎の順です。

明早大の飛び出しを受け、集団の選手達が『明早大が動いた』と騒めくな中、修作も『何で!?』と声をあげています。
『くそ、こんなところで!!』『エース盾崎を一番うしろに連れて加速する!!』『追え!!』などと声の飛び交う中、素早く反応したチームもあります。
洋南大学です。

荒北「いくぞァ!! 金城ァ!!」
金城「ああ!! 荒北!!」

洋南大学は飛び出した明早大を追います。

集団から声が上がります。
『洋南大学も追従する!! やはり明早の動きは見逃さない!!』

筑士波大学はまだ飛び出していません。

田所「オレたちも追うぜ!!」

東堂「おお」

修作「ちょっ…これ山のレースじゃないのか。どうして平地でしかけるんだ!?」

田所「糸川ぁ。これは山のレース__だからだ!! クライマーてのは、得てして平地に弱い。だからわざと平地で速度上げてクライマーの足を削る。こいつはクライマーを削る攻撃なんだ!!」

田所の言葉に修作は愕然とし、バッと東堂の方を見ます。

東堂「そうだ。当然、クライマーを擁するチームは追わなきゃならない。クライマー自身がアシストの足を使って!!」

田所「アシストの枚数の少ねぇオレたちにとっちゃ、正直これは一番イヤな攻撃なのさ!! いくぞ東堂!! しっかり風よけ入れよォ!!」

そう言いながら田所が飛び出します。

東堂「たのむよ!! 田所尽!! おまえしかいない!!」

飛び出した筑士波大を見て、他の選手達が口々に言います。
「赤いジャージのヤツらもとびだした。明早を追う!!」
「一番うしろの小さいヤツがエースなのか!?」
「真ん中の前髪のヤツが最初の山では出てたぞ」
「あいつがエースだったのか」
「一番うしろで守られてる!!」

そんな他の選手の声を、修作も受け止めていました。

修作(一番うしろで__守っ__!!)

修作は歯を食いしばり、前に出ます。

修作「代われ田所くん!!」

なんと修作が先頭に出て、田所と東堂を引き始めました。

田所・東堂「!?」

東堂(修作!?)

田所「糸川!!」

驚いている二人を振り返りながら、修作は言います。

修作「状況はわかった。チームがピンチなんだ。だったらオレも引く!! なるべく引く!! オレは勇気もない。脚もない。だけど、エースじゃない」

東堂も田所もはっとした表情で修作の言葉を聞きます。

修作「尽八のうしろに…はりついて…今日は…本当は……その…本音はこのレース…完走して…空手部の女子先輩に初レースで完走したよってメールしてカッコつけようと思ってたんだ……。けど…それもカッコわるいかなって。オレもチームとしてレースに出た以上、がんばりたいんだ。“守る側”だから、やっぱ。オレはやっぱ、尽八の勝つとこ見たいからさ!!」

修作は思いを告げると、全力で加速します。

修作「うおおお」

修作が二人を懸命に懸命に引く姿が描かれ、状況が言葉で綴られます。

それは
時間で言えば
短い時間だった

距離にすると
5~6kmだったのかも
しれない

そのチームメイトは
全身を使い

懸命に走り

オレンジ色の
ジャージを
見つけると

安心したように
うしろに下がり

そのまま
1人 レースから
離れた

そして
その行為は

残り2人に
火をつけた

全力を出し切った修作が後方に沈んでいき、倒れる姿。
修作の想いを受け取った東堂と田所の気迫に満ちた表情が描かれます。

誰かの声が響きます。
「レースは終盤!! ラスト1周。最後の登りだ!!」

『◇受け取った小さな頑張り。ゴールへと繋げられるか…!?』と綴られ、今月はおしまいです。

 

 

修作、よくやった!!!😭✨
かっこよかったですよ!!!
今月、タイトルの『エースじゃない』を見た時、どうゆう事だろう?って思ったんです。
ですが、話を読み進めていき、そのタイトルが修作の言葉だった事に本当に震えました😭✨
東堂の後ろにはりついて完走するよりも、ずっとずっとカッコイイですよね❗
修作がいかにカッコイイ事をやってくれたのかって。それを空手部の女子先輩に伝えてあげたいくらいです。
修作頑張った😭✨
こんな事されちゃあ、東堂や田所が燃えないワケないですよね!
というか実際、『残り2人に火をつけた』って。
なんかインハイ3日目を読んでいる感覚になってしまいました💓
鋭い眼差しになっている東堂はもちろん、田所っちもカッコイイです😆
来月は田所が追いつき、そしていよいよ東堂がエース対決となるのでしょう✨
想像するだけで、絶対カッコイイだろうなぁってニヤニヤしてしまうレベルです(*´▽`*)
早く続きが読みたいです❗❗
東堂かっこいい~😍💓

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