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別冊少年チャンピオン6月号のお話 ☆ 最高にかっこいい東堂が見れます!!

今日は木曜日なうえに12日💡
週チャンに加えて別冊少年チャンピオンの発売日です✨
弱虫ペダル三昧な日ですよ~😆めでたい日❗✨
週チャンの弱ペダも楽しかったですが、スペアバイクの方も、控えめに言って最高✨でした❗
なので早々に、以下は今月のスペアバイクのお話に入ります💨
本誌未読の方はネタバレにご注意ください。

 

 

 

SPARE.115 筑波山4『名乗り』

『◇ズバッと言う修作に対し!?』と綴られ始まる今月のスペアバイク。
先月、先頭争いに入った東堂の後方、荒北や修作、田所達が話している続きから始まります。

荒北「おお!?」

修作「だーかーらー!! いきなり初対面で『ずんぐり』は失礼すぎるだろって言ってるんだよ!!」

田所「おい糸川」

修作「話あるなら、おまえ!! まず名乗れよ!!」

田所「うおーーがっつり言い返してる!!」

荒北を怖がる事なく言い返している修作に、田所がフォローに入ります。

田所「そうか糸川、普段はのんびりしてる感じあるけど、ちゃんと言い返すタイプなんだな。まぁ落ち着け、そいつは元々口が悪くてだな…」

荒北「ハ!! 言うじゃナァイ!! オレは静岡洋南大学一年神奈川県出身ン、荒北靖友だ!!」

修作「オレは箱根町生まれ埼玉県出身、筑士波大一年、糸川修作だ!!」

荒北「東堂たァ、高校でチームメイトで一緒にレース走った。あいつの自分の話とおしゃべりにはホトホト手を焼いたァ。ガチの登りの時だきゃ静かになるがな」

修作「オレは尽八と小、中、大と同級生だ。家にも上がったし、よく買いものにもいった!! あいつに手伝ってもらって小さなレースだが、3位になったことがある!!」

田所(え!?3位!! そうなんだ)

荒北と修作の話に田所も驚きます。

荒北・修作「フン」

二人の声がそろいます。

荒北「もうチト話すかヨ」

修作「いいぞ!!」

田所「え!?」(あれ!? まさか不思議と意気投合!?)

 

後方の和やかな雰囲気から話は一転。
ここで場面は先頭の東堂と盾崎に移ります。

先行していたはずの東堂を盾崎が抜いています。

沿道の観客の声が響きます。
「先頭登ってきたぞ!!」「二人だ!!」「離れてもう一人!!」「明早大学のエース盾崎!! さすがに登りも強ええ!!」「もう一人は誰だ」「盾崎についていってる!! あの赤いジャージは誰だ!!」

盾崎「赤いの、やるねぇ!!」

東堂「……!!」

東堂は鋭い眼差しを盾崎に送ります。

そんな中、東堂と盾崎の少し後方では尾川が声をあげます。

尾川「うおおお!! 何だ、あの二人!! 筑士波大学の東堂くんと明早大エース盾崎さん!! うしろからやってきてスリルとオレを抜いて__一瞬でオレを置き去りにィィ!! さっきからペース上げて追いかけてるのに、うそだろ、追いつかない!!」

尾川はハァッと息をつき、項垂れてしまいます。

 

そして場面は東堂と盾崎の方に移ります。

盾崎「音もなく、ついてくる。軽やかに!!」

そんな盾崎の声に、東堂は視線を送るも、何も言いません。
東堂の頬を汗がつたいます。

盾崎「いいペダリングだ。理想的だ。ムダがない。誰に習った?」

東堂「我流ですよ」

東堂が答えると、盾崎は更に煽ります。

盾崎「へぇ………!! よくそこまで練り上げたな、赤いの!! じゃあこれもイケるかァ!! この加速もォ!!」

盾崎は更に加速します。

東堂「明早、盾崎さん、更にベースアップ!!」

東堂は驚きます。

東堂「この急に斜度が上がる__このコーナーからの登りで!! さすがですね……!! 福富(フク)のとこの名門__そのエース!! 強い!!」

東堂は静かに言います。

東堂「東 堂 尽 八」

スッと、まるで姿を消すかのように、音もなく静かに、東堂は加速を始めます。

一方、加速した盾崎は独走していると思い込み、走っています。

盾崎「さすがに無理だったかァ、赤いの。だが心配するな。筋はいい。まだ一年だ。これからみがけ!!」(さぁて、これからどうする。単独で先頭出ちまった。このまま逃げ切るにゃ、距離がありすぎか?このレースは、同じ峠を三回ループして、最終週に山頂に向かう周回レースだ。もうすぐ一回目の登りが終わる、下り基調になれば集団に追いつかれるかァ?)「けど悪い感触はない。洋南の見原はこのタイプの山レースは苦手なはずだ。いくかこのまま、ゴールまで…単独でぇ!!」

単独で…と盾崎が呟いた瞬間、それは起こりました!

自分のすぐ後ろに気配を感じた盾崎。

盾崎(気配!?)

盾崎は自身の左側から後ろを振り返ります。
その振り返ったその瞬間、東堂が盾崎の右側を抜き去りました!

しかしまだ盾崎は抜かれたことを気づいていません!

盾崎(___いない!?)「いや」

盾崎はザワッと、何かを感じ取ります。

盾崎「前だ!!」

盾崎が気づいたその時、東堂はもう自分の前に出ていました。

盾崎「抜かれたのか!! いつの間に!? 赤いの!! こいつ、加速だけじゃなく、追い抜くときも音がしないのか!!」

驚き、声をあげた盾崎に、前方から東堂がこたえます。

東堂「“森さえ眠る”__『スリーピングクライム』って呼ばれています」

盾崎(スリーピングクライム!! なるほど、こいつは…)

盾崎は福富が『彼は手強いですよ』と言っていたのを思い出します。

盾崎(福富がそう言ってたのもうなずける。たしかに強い!!)

盾崎は東堂に呼びかけます。

盾崎「一回目の登りはここで終わりだ。さぁて、どうする赤いの!」

東堂「!?」

盾崎「ここからコースは右に曲がって下る。その先には平坦もある、距離は長いが…二人で協調して逃げるか?」

東堂「二人で…?」

静かな間の後、東堂が続けます。

東堂「そうですね。仮にそうなれば、二回目三回目のこの登りでオレとあなたの消耗戦になる。たぶん最後のゴールまでもたないでしょう。少しペースを落としてチームメイトを待ちますね」

盾崎「………」(『ノらない』__か。冷静な判断__なるほど頭もいい。もしかしてこのレース、最大に警戒すべき選手は、こいつかも知れねーな)

東堂「あなたが逃げるなら、もちろん追いますが」

盾崎「いやぁオレもキミと同意見だ。赤いの…いや、名をきこう」

東堂「東堂尽八。神奈川県箱根町出身、筑士波大学一年生です。前チーム__箱根学園では、エースクライマー、ゼッケン『3』をつけていました」

盾崎(東堂……!!)

 

最後に場面は1コマだけ、後方に沈んだつくば小田城大の二人が描かれます。
やっと橋中が先行した先輩に追いついたところでした。

橋中「先輩ぃ~~~~!!」

尾川「はー、はー、橋中!! 橋中!! ヤバイヤツが二人…登っていったぞ」

橋中「オレも抜かれましたよ~先輩~~!!」

尾川「えーっ」

『◇大学レースでも異彩を放つ東堂!! やはり、この男はすごすぎる!!』と綴られ、今月はおしまいです。

 

 

この男はすごすぎる!!ですってー😍
我らが東堂様!かっこよすぎでしょう✨
先月の段階では先行していたはずが、今月登場時に盾崎の後ろにいたので一瞬、えー💦って思いましたが。
それも全てはスリーピングクライムをおみまいする為の前振りですね。
音もなく先輩でエースの盾崎を抜き去る東堂、期待の上を行く100点満点の格好良さです💓
好きだー!!!って叫びたい😍
盾崎の後ろについてる時の鋭い眼差しの東堂も素敵でしたし、先月からですが、盾崎への言葉遣いにもキュンキュンさせれっぱなしで。
イギリスの巻ちゃん、見てますかー?って。誰か、中継繋げてあげてー!って思いました。
こんな東堂の姿見たら、巻ちゃんとてデレになりますよー!ねぇ?
ちなみにこのレース、話が進む毎にコースなども明らかになってきていますが。
今月分かった情報では、山頂に向かう前に同じ峠を三周もするという事でした👀
下りも平坦もあるとのことですので、ここは田所っちの出番ですよね✨
荒北と良い関係を築けそうな雰囲気になっていた修作は?どう動くのでしょか?
他のメンバーの動向も気になりますし。
もう~色々と楽しみすぎて、スペアバイクが月刊誌掲載なのが恨めしいですー😣
来月が待ち遠しい!!

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