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別冊少年チャンピオン4月号のお話 ☆ やっぱり箱学OB好き過ぎる(≧Д≦)

土日を挟んで遅くなってしまいましたが、今月の別冊少年チャンピオンのお話です😆
応募者全員サービスは結婚式な東巻アクリルスタンド✨
本編でも東堂さまが……😍
というわけで、以下は今月の弱虫ペダル スペアバイクのお話に入らせて頂きます💨
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

SPARE.112  筑波山2『4人』

表紙&巻頭カラーで始まる今月。
多くの声援の中、筑波山ロードレースがスタートし、懐かしいメンバーが顔を合わせるシーンで始まります。

東堂「福富(フク)!!」
福富「東堂!!」
新開「ヒュウ」
荒北「ハッ!! 揃ったじゃナァイ!!」

 

走りながら言葉を交わす四人がカラーで描かれた後、場面は筑波山ロードレースを観に来た観客へと移ります。

観客同士が語り合っています。
「来たぞ、大学のレース集団だ」
「速っ」
「おおっ、近くで見るとやっぱ迫力あるな」
「今年の大学レースは静岡の洋南と、名門明早のバトルが熱いんだ。洋南のエース見原は、第2戦の秋沢湖で明早の盾崎を下してる。大学レース制覇を目標にしてる名早としちゃおもしろくない話さ。2戦目でオトスなんて想定外だ。一方勢いに乗る洋南はこのまま勝ちを重ねたい。盾崎と見原は3年の同学年で、実は高校時代も同じレースを何度も走ってるんだ」
「!」
「けど、見原は高校時代は無名の選手__大学に入って力をつけての今回の勝利だ。エース盾崎もうかうかしてられない。このレース、オレンジジャージとライムグリーンのジャージに注目だ!! そしてそのアシストたちの動きにもな!! 互いに徹底的にマークしてくるだろうからな!! だが今回は山のステージ!山は何が起こるかわからない。“伏兵”__山に強い単騎の選手にも勝機はある!!」

 

単騎の選手にも…という台詞とともに東堂の背中が描かれ、続いて福富、新開、荒北と、かつて箱根学園だった4人の背中が描かれます。
かつては仲間だった4人。今、それぞれが着るジャージの背には筑士波大、明早、洋南と、別々のチームの名が刻まれています。

荒北「ハッ!!」「揃ったじゃナァイ!!」
新開「だね」
福富「ああ!!」
東堂「うむ」

福富「久しぶりだな!! 東堂!!」

新開「その赤いジャージ、派手だけど案外似合ってるね!」
ウインクしながら言います。

荒北「ハ!! 遅っせーんだヨ。来んのがヨ!!」

東堂「そうだな!!ああ!!」
前髪をバァンと上げながら続けます。
東堂「常に『主役』は遅れてくるものだからな!!」
東堂はキラキラと言い放ちます。

他3人「…………」

東堂「冗談だぞ?軽い」

福富「ほう!!」

荒北「ドコがだよ!! どんな冗談だヨ!! てめェ一番自分が主役だど思ってるタイプだろうがヨ!! うっぜ!! 本音が出てんだヨ、本音が」

東堂「うざくはないな」「オレは常にもてなしの心を持って接している!!」

荒北「初耳だヨ。どこをどうもてなしてんだヨ」

東堂「説明するか?」

荒北「長げーからいいヨ」

新開「変わってないね」

福富「ああ、2人ともな!!」

東堂「まあ聞け」

荒北「いいヨ!!」

東堂「ちょっと部の設立に手間がかかってな。ジャージを含めてようやく整ったのが一か月前だった…」

福富「……!! 逆にこの時期によく間に合ったな東堂!!」

新開「そうだね、さすがだよ!」

荒北「正直、1年の間は、東堂はレースに来ねぇんじゃねーかって話してたヨ!! やるじゃナァイ」

東堂「ああ!!」
キリッとした顔でキラキラしながら続けます。
東堂「天はオレに三物以上のものをあたえた!!」

荒北「そういうのがうぜぇんだヨ!!」

東堂「友人が手伝ってくれたのだ」

新開「ほう!!」

荒北「おい、その前に今のを『冗談だ』って一回否定しろ」

東堂「今のは本音だが?」

荒北「あ!?」

そんな、旧箱学の四人のワイワイした様子を一歩後ろから眺める石垣。
自身が昨年、インハイの2日目に、福富に言った言葉を思い出します。
石垣は『オレは今年のハコガクは仲のいい4人の3年が中心になってまとまっていると聞いていた。うらやましい__と思っとったんや』と語ったのでした。

石垣(4人揃うたな、福富__ジャージは違うけど、あの時の4人が。懐かしいワ__)「いい雰囲気や」(ちょっと…うらやましいけどな)

そんな石垣の肩をポンとたたく者がいました。

石垣「! 盾崎さん」

盾崎「彼らは?」

石垣「あ、同学年です。箱根学園の時のインハイのメンバー4人です」

盾崎「福富たちが話してたヤツか」

石垣「オレもインハイの時一緒に走りましたけど、いいチームでした」

盾崎「なるほどね」「で?」
前髪をかき分けながら言葉を続けます。
盾崎「山の強いヤツはどいつだ?」

石垣「え!?」

盾崎「あの赤いヤツか」
石垣が答える前に東堂を見て言う盾崎。
何とも言えない盾崎の静かな気迫に、石垣はゾクッとします。

一方、久々の再会を果たしているのは箱学メンバーだけではなく、総北の金城と田所も言葉を交わしていました。

田所「戻ってきたぜ、金城ォ!! “レース”に!!」

金城の隣に並んだ田所が、がしっと金城の肩を抱きます。

金城「田所!!」

田所「紹介するぜ、チームメイトの糸川だ!!」

糸川「え!? あ、いや、どうも。チームメイトの糸川です」

金城「金城だ。田所とは総北で同じチームメイトだった」

糸川「そーほ?く?」
糸川としては聞きなれない高校の名前に一瞬きょとんとしますが、続けます。
糸川「あ、あー!! 尽八が言ってたやつだ。あ、ていうか、田所くんの高校!!」

田所「いや、じゃないと紹介しねぇだろ」

糸川「たしかインターハイで」

金城「ああ!!」

田所もどや顔で修作の言葉の続きを待ちます。が…

糸川「尽八と闘ったチーム!!」

金城「優……………勝、ん? ああ、まあ、そうだ。たしかに」

糸川「何位だったんすか?強いんすか?」

金城「え!?」

糸川「おい糸川…もうそれくらいにしとくか…」

金城は田所に向かって言います。
金城「かわった…やつだな…」

田所「すまね、あとでしっかり言っとくわ」

 

そうこうしているうちにもレースは進行しており、ここで場面は元箱学の四人や金城、田所達より少し前を走る別の選手達の様子に移ります。

誰かの声が響きます。
「山に入るぞォ!!」「遅れるな」

橋中「筑波の山は斜度の変化がえげつない!!」
言いながら前に出ます。

他の選手「つくば小田城の橋中!!」
他の選手「橋中だ!!」

橋中「足のないヤツはすぐに置いていかれる!! 筑波の山は容赦がないのさ!!」

他の選手「今大会最右翼ホスト校のつくば小田城が出たぞ」

橋中「このコーナーまではアウターでねばって、この次のコーナーのグレーチングをこえてから、インナーに落として回転力で加速する!! ハハハ、来い来い、ついて来てみろ!!」

他の選手「くそおっ」

他の選手「橋中!! スルスルと加速する」

他の選手「く…!! あいつ、この山を知りつくしてる!!」「追え!!」

 

ここで場面は再び元箱学や金城達の方に戻ります。
「追え!!」と叫んでいた選手達の少しだけ後方です。

荒北「ちっ、登りかヨ。疲れるな!!」

「前行かせるな」「速いぞあいつ」などの言葉が飛び交う中、動じることない荒北はぼやきます。

荒北「ところでヨ、東堂。おめーに借りたアレよ、全10巻、今日持ってきてるからヨ。あとで__」

東堂「1人出てるな」
東堂も前方の橋中の様子に気づき、つぶやきます。

東堂の言葉に反応する荒北。

田所「!」

東堂「荒北、すまない。その話はあとだ。ちょっと走ってくる」

東堂の前方に広がる集団。そこから一人飛び出した橋中がどんどん小さくなっていく中、それでも東堂の言葉にはまだ余裕が感じられます。

『◇独走態勢を止めるのは!?』と綴られ、今月はおしまいです。

 

 

独走態勢を止めるのは?ってもう~東堂様しかいないでしょう😆✨
しかも音もなく抜き去っていくアレですよね✨
来月はスリーピングクライムが見れるのかと思うとドキドキ楽しみでなりません😍
はぁ~~~やっぱり東堂かっこいいわー。好き!ため息出るほど好きです😍💓
ちなみに今回のレース、東堂と競うかも?な相手として気になるのは石垣さんがゾクッとしてた盾崎先輩ですが。
まぁ…基本的に東堂と互角に渡り合えるのは巻ちゃんだけだと思うので。
先月のラストにあった『山頂ゲートに一人の選手が現れ右手を挙げた』というのが東堂であることに間違いはないと思っています✊
たぶん橋中は秒で抜かれると思うので、盾崎先輩が唯一少し東堂を追いかけられる存在なのでしょう💡
盾崎先輩、今月は小鞠くんっぽい表情も見せてましたよね👀
どんな人物なのか……楽しみです😁

それにしても!今月のスペアバイク、序盤から旧箱学メンバーが勢ぞろいで最高に楽しかったです😆
こうゆう話を読むと、改めて箱学OB好きすぎる自分に気づかされます。このわちゃわちゃした感じ、愛しいです😌
大学は違ってもしっかり絆があるんだなぁって印象を受けますし、荒北が、1年の間は東堂はレースに来ねぇんじゃねーかって話してた~なんて言っているのを見ると、かつてのチームメイトの話、ちゃんとしてるんだなぁって、嬉しくワクワクした気持ちになります😌
で、それ同時に、彼らは何故に東堂が自転車競技部のない筑士波大を選んだのかを知ってるのかな?って気になるのです。
私的には知ってるのかなぁなんて思っていたりします。
で、今後東堂の渡英が決まった時、「東堂、イギリス交換留学決まったってヨ」「一途だよな。ヒュウ」「あいつは昔からそうゆう奴だ」なんて会話するのかなぁって。
妄想が止まらないのですよ😆
未来を考えこれだけ嬉しくなれるって最高ですね✨✨
幸せです(≧Д≦)💓

今月のお話、石垣さんの台詞にはきゅんとしましたし、箱学らしい会話にときめき、不憫な展開になりやすい金城さんに修作がぶつかった時のやっぱりな展開に笑い、本当に面白かったです❗
ますますスペアバイクを本編にしてくれ~な気持ちが大爆発ですが、週チャンも読みつつ来月を楽しみに待とうと思います😄

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