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『消えた初恋』の話から始まるエトセトラ ☆ わりと真面目なお話です

漫画が実写ドラマ化されて現在放送中のドラマ『消えた初恋』、毎週楽しみに見ております😆
私は漫画が原作で実写化されたもの(2.5次元も含む)を見ると、たいていの場合、最初の頃は原作の“絵”のイメージが頭の中でちらついてしまい、どうしても違和感を覚えてしまいます。
なぜか見ているこっちが恥ずかしい~みたいな、そんなムズムズした気持ちが出てきてしまったり。大なり小なり何かしらありつつも、慣れる→そしてハマる。
そんな経過を辿ります。
現在放送中の『消えた初恋』に至っては今まさに最後の“ハマる”まで到達し、漫画版だけでなく実写ドラマの方も絶好調に大好き状態です😍

昨日の放送では主人公カップルである井田くんと青木くんが手を繋ぐシーンが出てきまして。
うおぉー!尊い!!!!と、テレビの前で悶絶をうっておりました😆💓
めちゃくちゃキュンと萌えるシーンが見れて幸せいっぱいであります✊

そして、ひとつの作品がドンと好きになると、演じている人や主題歌も好きになるというあるあるの流れにより、現在年甲斐もなく なにわ男子、好きです😍
私はもう3次元を卒業し、2次元か2.5次元にしか興味ありませんーって気持ちでそのまま生きて行くつもりだったのに。
ジャニーズなんて私の記憶は嵐で止まっている……ギリギリ分かってNEWSくらい?だったのに。
最近はなにわ男子を見て、あぁこんなにピンクの似合う男子の集団、良いなぁ~なんて眺めてしまいます💓
まあ、ジャニーズを見ていて明らかに昔と違うのは、『キャーかっこいい~!』から、『あら可愛い~』となったところでしょうか。笑
それでも珍しく3次元の男の子にキュンとした自分に自分自身で驚いております。
ファンクラブに入るようなハマり方はないと思いますが、娘達世代が好きになるようなアイドルの事を知れて嬉しい気持ちです。
ちなみに……うちの娘達が『キャーかっこいい💓』となるのは上の娘(小5)ならばキルア(ハンターハンター)ですし、下の娘(小1)ならミリオ(ヒロアカ)だったり。
完全に私のせいですが、二人ともまだ二次元世界の方が好きなようで。
せっかくなにわ男子を好きになったのに、語り合えるのは上の娘のお友達に限られているのが現状です😅

さて、ジャニーズの話から変わります✋
私のように次元を跨いでBLが好きな人間が語ると、場合によっては嫌な印象を与えてしまいかねない同性愛について。あえてこの『消えた初恋』の話の続きに書かせて頂きます。

実はつい先日、会社の社員が主催している勉強会に参加してきたのですが、その日、お話をしてくださった方が北丸雄二さんという方でした。
北丸さんはジャーナリストで翻訳家です。
今年、『愛と差別と友情とLGBTQ+:言葉で闘う アメリカの記録と内在する私たちの正体』(人々舎)を出版されています。
性的少数者へのリスペクトや認識向上の面で圧倒的に後れている日本の現状を認識した上で、今後はどんな流れになっていくのか等を語って頂きました。
日本会議に属するような人が政治を牛耳っている今、日本が他の国々のように同性婚を認められるようになるのはまだ難しいけれど、積もり積もっていつか認識に劇的な変化が起こる、パラダイムシフトが起こるのではないかと、北丸さんはおっしゃっていました。
逆に言えば、今の政治を考えると、パラダイムシフトが起こらなければ同性婚が認められる事がないだろうということです。
その為には積み重ね、カミングアウトしていくしかないと。
なぜなら性的少数者の事をよく知らない人に対して、その存在が一番の情報になるからとお話していました。
自分の知人に現れれば自ずと理解が深まると。
ただ、その時おっしゃっていた事もすごく心に響きました。
カミングアウトして分かるのは、自分の正体ではなく、相手の正体なのだと。
その人がいかに愛について考えてきたか。友について考えてきたか。
相手のそれが分かるとお話されていて。とても印象的でした。

ここで『消えた初恋』の話に戻るのですが、『消えた初恋』に出てくる高校生の主人公カップル(同性)の周りの友達は皆、彼らを受け入れていきます。
ところが、今週の話で出てきた教育実習生(原作ですと塾の先生)は、当初あからさまな拒否反応を示すのです。
その拒否反応に対して主人公も一度は凹むのですが、最終的には「偏見ヤバいよ!」と言い返します。
色々な出来事があってからの台詞なので、“偏見”の内容は何なのか多少解釈によって変わるかもしれませんが。
同性愛に拒否反応を示した人が「偏見ヤバいよ!」と言われ、逆にガーンとなる。
その展開、すごく良いなぁと思うのです。
ちなみに、この『消えた初恋』では、明らかに恋した相手が同性であることへ戸惑いを感じたり同性であるがゆえに悩んだりするシーンもあるのですが、“同性だから”という言葉を用いていません。
そうゆう言葉を用いていないから余計に、同性カップルであることをソフトに表現出来ているのかなぁと感じていますし、主人公カップルの悩みというのは、同性であっても異性であってもきっと変わらない、どんなカップルの間にも生じる問題である事だよなと思えたりします。

同性カップルへの否定は偏見であると堂々と言える。
私はそうゆう世の中になって欲しいと願ってやみません。
ただ、今お話した勉強会とは別の場面でですが、『性的多様性を題材にした作品が増える傾向にあり、 エンタメでLGBTQ+を安易に消費することに批判もある』なんてお話も聞いた事があります。
私は腐女子として、そうゆうものを搾取する側ですから。
あまり発言しない方が良いかも…と言うのは百も承知で。でも、それでも、やはり思うのです。
“結婚しない”のは自由ですが、“結婚できない”のはおかしいって。
ものすごく思います。

いつか起こると信じたいパラダイムシフト。
BLというと、過激なものも連想されがちでしたが、『消えた初恋』のように爽やかでキュンとする、同性に恋しちゃうのは変な事?何か悪いの?と思わせてくれるような作品が増えるのは、そのパラダイムシフトへの布石となる。そう信じたい気持ちです。
私が言うと腐女子の曲がった言葉に聞こえてしまうのかもしれませんが。気持ちは本当なのです。
相手が異性でも同性でも恋は恋だって、そう受け取る事が主流になりますように。

なんて。以上でこの記事を終わりにするつもりだったのですが……
自分のブログですので、さらにもう一歩、踏み込んだ事を書かせて頂きます💨
すみません、話としてはつまらないです💦

同性愛についてなのですが。例えば同性愛は嫌、気持ちが悪いと思う人がいたとしても否定はしません。
そう思うのは個人の自由ですから。
先日ニュースで、ノルウェーの郵便サービスの広告として、サンタクロースに恋をした男性が描かれたのが話題になっている~というのを目にしました👀
そして続けて、そのニュースに対するコメントで、そんな広告を気持ち悪いと思う自分の心を否定しないで欲しいというものも目にしたのです。
きっと広告を作った側も、気持ち悪いと思う心を否定するつもりはないと思います。
どう思おうが個人の勝手ですから。
でも、気持ち悪いという負の感情をあえて相手にぶつける必要はないよね?と、思うのです。
例えば他人の容姿について、「気持ち悪い」なんて言ったら、言った人が非難されるはず。
それと一緒で。人を傷つけるような言葉は言わないって、それは当然の事。
なのに同性愛者には傷つける言葉をかけて良いのかと考えたら、良いわけないよって。思うのです。

そしてそして……そんな事を考えてから自分の腐女子としての立場を思いだし、さらに考えが進みます。
腐女子の私が好む作品たち。
それらが同性愛を好まない人達の負の気持ちを助長させていたら?と。
当事者を不快にさせていたら?と。
そうであるならば、非常に申し訳ない気持ちにもなるのでした。

だから、この手の話には踏み込めないのですよね……

だってだってだって!!
結局私は根っからの腐女子ですからー!!!😣

すみません~😭

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